↑98の訂正:84年4月11日リリース→84年7月25日
84年11月14日リリースの10thシングル「飾りじゃないのよ涙は」のジャケットです。
この曲で、女性ファンが増えたのも、納得する内容の詞になっています。
作詞・作曲は井上陽水で、90で書いたように、自身の曲とアベックヒットしました。
この曲は、作者の井上陽水自身の他、様々なアーティストがカバーしていて、
普遍的な名曲になりました。
98で、ツッパリ路線の明菜の曲は、多彩な作曲家を起用。と書きましたが、
84年リリースの4曲も作曲家は、多彩です。「北ウィング」は専業作曲家の林哲司。
「サザンウインド」は、当時、安全地帯でヒットを連発し始めた玉置浩二。
そして高中正義に、井上陽水。あらゆるジャンルの作曲家が書いた曲でも、
明菜色に染めてしまう、明菜の個性とボーカル力は、ピカイチでした。
親友でライバルのキョンキョンは、どんな作品でも、その作家の個性に自分が染まれるような、
真っ白なキャンパスになるのが目標。と言っていて、それを実践していました。
明菜の場合は、担当する作家の作品を自分色に染めてしまうのです。
二人は、様々な意味で対照的ですが、作品へのアプローチも対照的です。