前スレ　南野陽子２　https://gakinko.net/bbs2/80nen35/res3001.html
前々スレ　南野陽子　https://gakinko.net/bbs2/80nen35/res2638.html　の続きです。

画像は、ＤＵＮＫの８６年１２月号の、５ページ目です。
どんぐりまなこの瞳と、口をつぼめた表情が可愛いナンノの顔なので、スレ画に選びました。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
プロフィールに書いてある内容から見て、「スケバン刑事�U」が終わる頃の雑誌でしょう。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
「時にはいっしょに」と書いてあるので、８６年１０〜１２月頃の雑誌でしょう。
番組の中では、「スケバン刑事�U」に引き続き、セーラー服を着ていました。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
これは、プロフィールに書いてある内容から見て、「スケバン刑事�U」に抜擢される前の雑誌でしょう。
左の制服姿は、堀越学園の制服だと思います。
同期の森口博子は、堀越学園の制服を着ているので、他校の生徒が周りに集まったが、
堀越学園なのに、全然知らない顔なので、「堀越、堀越」とからかわれたそうです。
ナンノの場合は、転校してすぐの売れない頃でも、顔が綺麗なので、そんな経験は無いと思いますが。

しゃんばらの時に他の人が載せた画像です。
外国で、コーヒータイム中のナンノです。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
まだ、ぎこちない歌い方をしている頃のナンノだと思います。
１ｓｔシングル「恥ずかしすぎて」をリリースした頃、所属事務所がアイドルの売り出し方の
ノウハウを知らなかったため、テレビで歌う事がほとんど出来なかったナンノですが、
自らの積極的アピールの一環として、レッツゴーヤングの司会をしていた太川陽介に
会いに行きました。無名の新人なので、ゲスト出演させるのを渋るスタッフに、太川陽介は
「この娘は、今は売れないけれども、将来必ず大スターになる。今、出演させておいた方がいいよ。」
と進言し、「恥ずかしすぎて」はレッツゴーヤングでだけ歌う事が出来ました。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
「息が止まりそうだよ。そんな瞳でみつめられると」と書いてありますが...

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
「こんな瞳ならどう？」と言っているかのようです。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
この画像は小さすぎて、拡大してもプロフィール欄が読めないです。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
ＯＮＫＹＯの広告ですが、ナンノがメインに映っています。
この頃のアイドルＣＭの広告や商品カタログでは、
商品よりアイドルの方が大きく写っている場合が多かったです。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
これもＯＮＫＹＯの広告です。こちらはナンノとステレオの大きさが同じぐらいです。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
これもＯＮＫＹＯの広告です。７０〜８０年代のトップアイドルは、
オーディオ・テレビ・ビデオや家電製品のＣＭに出ている印象があります。
今と違って、家電メーカーが伸びていた時代でした。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
これはフジカラーの広告です。カメラがまだフィルムを使っていた時代、
フジカラーがトップで、サクラカラーやコダカラーが続きました。
今や、トップのフジカラーでも、化粧品を作って生き延びる時代です。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
これは、デラックス・マガジンＯＲＥの付録の、カセットレーベルです。
音楽を録音するメディアが、カセットテープだった時代です。
７０年代後半〜８０年代初は、ＦＭ放送のエアチェックが主流で、
その後８０年代中盤までは、レンタルレコードの録音に使いました。
８０年代終盤からは、ＣＤを録音して車で聞いていました。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
映画版「スケバン刑事」に続く、映画主演第二作「はいからさんが通る」からの写真です。
８８年の東映の正月映画になった本作も、「スケバン刑事」と並ぶ大ヒットを記録し、
ナンノは、東映の顔になって行きます。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
映画主演第三作「菩提樹（リンデンバウム）」のチラシだと思います。
この映画の製作にあたっては、ナンノと東映側でモメた事が、前々スレ５９に載せた記事に、
書いてあります。８８年の東映の夏休み映画として公開されましたが、
前２作ほどの大ヒットには至りませんでした。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
奇しくもテレビドラマ「スケバン刑事」一作目主演の斉藤由貴が、
この時期に、東宝の顔となって（東宝芸能所属なので）、主演映画を続けて作っています。
東映の顔となったナンノの、女優としてのライバルは、斉藤由貴だったかも知れません。
でも歌手デビューも、ブレイクした時期も、斉藤由貴の方が早かったので、
「いつも由貴ちゃんの後を、追いかけていた。」と言っていました。
（２０１５年の「ごきげんよう」での、斉藤由貴と対談より）

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
２０１５年の「ごきげんよう」での話。ナンノがテレビの「スケバン刑事�U」に主演して、
多忙を極めていた頃、斉藤由貴が夜に電話し、「今から行ってもいい？」と尋ねました。
朝が早いので、パジャマ姿だったナンノですが、先輩の斉藤由貴の訪問は、断れません。
突然、ナンノの家に来る事になりました。ナンノの家での二人の会話はほとんどなく、
斉藤由貴は、帰りました。忙しいナンノに気を使ってすぐ帰った。と振り返る斉藤由貴。
ナンノも、自分に気を使っている事が分かっていた。と言っていました。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
アイドル四天王の一人としてヒット曲を連発し、ノリにノッていた頃でしょう。
オリコン８曲連続１位という、８０年代女性アイドルとして、聖子・明菜に続く３位の記録も、
作りました。親衛隊（全日本親衛隊同盟）の人数も、全国で１７００人ぐらいで、トップでした。
２位が浅香唯の、５００人強なので、ダントツです。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。

ナンノがスカウトされるまでの経緯を纏めると、
１、大阪の公開録画番組を見に行った時、カメラマンからスカウトされる。
　　スカウトは断るが、アイドルに対して興味が沸く。
２、学校の作文で、アイドルを目指す人は、どういう人なのかについて、書く。
３、あまのじゃくのナンノは、誰も応募しないようなオーディションに応募する。
４、そのオーディションを主催した事務所に置いてあったナンノの応募書類を、
　　別の事務所（エス・ワン・カンパニー）が、持っていって、ナンノをスカウトする。
　　（はなまるマーケットに出演した時、エス・ワン・カンパニーがＴＢＳ系の事務所だと言い、
　　　ＴＢＳ系の事務所に、泥棒のような人がいるの？と薬丸に聞かれ、動揺していました。）
というものです。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。

ナンノが上京するまでの経緯を纏めると、
１、スカウトされても、芸能界に入る気はなく、東京見物でもする気分だったナンノ。
２、ナンノがスカウトされて動揺した両親が、芸能界入りに反対する。
３、両親の反対を聞いて、娘の将来を親が決める権利はない。と、反論するナンノ。
４、２年になる春、衣替えの季節に、ナンノが初めて自分で洋服の衣替えの整理をする。
５、この行為を、芸能界入りに反対した事で、ナンノが家出すると勘違いした両親は、
　　芸能界入りを認め、学校の先生にも芸能界入りを知らせる。
６、クラスで、ナンノが芸能界入りし上京するので、贈る言葉を生徒達に書かせる先生。
７、引っ込みがつかなくなったナンノは、仕方なく芸能界入りを決めて上京する。
というものです。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。

ナンノの歌手デビューが決まるまでの経緯を纏めると、
１、上京し、学校の制服でエス・ワン・カンパニーの人と会うナンノ。
２、つくば博のコンパニオンを探していたエス・ワン・カンパニーは、
　　高校生ではコンパニオンが出来ないので、別の仕事を探す。
３、アイドルを育てた経験のないエス・ワン・カンパニーは、
　　とりあえずＣＢＳソニーのオーディションを受けさせる。
４、恥ずかしくて、全く歌えないナンノ。でもその可憐さが受けたのか合格し、
　　ＣＢＳソニーからの歌手デビューが決まる。
というものです。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
８枚目のシングル「パンドラの恋人」の広告です。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
これは、１２枚目のシングル「あなたを愛したい」（映画「菩提樹」主題歌）を歌っていた頃の、
ビデオの広告です。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。

エス・ワン・カンパニーを頼りなく思ったナンノは、劇団青年座にも所属し、
テレビドラマのレギュラーに抜擢されました。
しかし、エス・ワン・カンパニーの人と一緒に、テレビ局や雑誌社等の挨拶周りをするも、
その後の仕事が、途絶えてしまうナンノ。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。

焦ったナンノは、単身でテレビ局や雑誌社を再度訪れ、「私に合う仕事って何ですか」と
聞いて回りました。時には、「あなた達がプロなら、こんな私でも売り出す事が出来るはず。」
とも言ったそうです。クラスメートの本田美奈子の挨拶周りに便乗する事もありました。
そんなナンノの積極性の甲斐があり、デラックスマガジンの巻頭特集に抜擢され、
注目されます。その中には、「スケバン刑事�U」の主役を探していた人もいました。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
堂々と歌っているナンノですが、初めてのレコーディングの時は、
恥ずかしすぎてなかなか歌えませんでした。
３日間レコーディング・スタジオを確保していましたが、３日目になっても歌えず、
最後にはスタッフ全員で歌い、1人づつ離れていって、最後にナンノのソロが完成したそうです。
レコーディングに立ち会った作詞家の康珍化が、デビュー曲の最初のタイトル
「天使のハンカチーフ」を、急遽「恥ずかしすぎて」に変更するほどでした。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。

１３ｔｈシングル「秋からも、そばにいて」で、聖子・明菜に続いて８曲連続オリコン１位を
記録するナンノ。でも、「秋からも、そばにいて」を、ザ・ベストテンで歌った時には、
歌詞を度忘れするハプニングがありました。歌詞が出てこないナンノを見て、
歌詞が書いてある台本を、とっさにスタッフから取り上げ、ナンノに向かって放り投げる
黒柳徹子。しかし閉じてある台本では、どうしようもありません。画面に映らないよう、
スタッフに、はがい締めにされている黒柳徹子を見て、ますますあがって、
その後の歌詞も忘れてしまうナンノ。マイクを持つ手も震えっぱなしです。
最後に「ごめんなさい」と謝りながら、「ああ、私はもう（芸能人生が）終わった」と、
思ってしまうナンノでした。

ここからまたペースダウンして、自炊画像を貼っていきます。

ＢＯＭＢの８５年１０月号の、１ページ目です。
スケバン刑事�Uの主演が決まった頃の、初々しいナンノです。
初舞台「リトル・ウィミン　若草物語」の経験を語っています。
８０年代後半には、歌手デビュー前に、ドラマや映画に出演しているアイドルは、
珍しくない時代に突入しましたが、歌手デビュー当時に舞台を経験しているアイドルは、
ナンノしかいなかったと思います。

ハリコの時に、他の方が貼ってくれた画像も、１枚づつ貼って行きます。
これは、デラックスマガジン OREの８８年９月号からのカットです。

ＢＯＭＢの８５年１０月号の、２ページ目です。
プロフィールに、体重４６ｋｇと書いてあるナンノ。給料３万円で、家賃３万円のアパートに
住んでいた頃です。生活費は親からの仕送りなので、おにぎりも高い鮭ではなく、
おかかや梅干しで我慢していたナンノ。この後、スケバン刑事�Uでブレイクすると、
忙しすぎて、まともに食事を取る時間が無くなります。

ハリコの時に他の人が載せた画像です。
髪を切った後なので、９０年代に入ってからの画像でしょう。
９０年前後は、ボディコンが流行ったので、太らないよう意識していたと、言っています。
９２年に主演した映画「私を抱いて、そしてキスして」では、ＡＩＳ患者役なので、
胸がペッチャンコになるほど、痩せて取り組んだそうです。
こうして、８０年代は痩せてしまう生活、４０歳ぐらいまでは、太らないよう意識した生活を送っていたナンノ

（３３の続き：間違えて、途中で投稿してしまった）
ですが、４０歳を超えてからは、自分を許し、１日ご飯４杯、
寝る前にスナック菓子を食べながら、のんびりテレビを見るのが至福の時という生活に変わりました。
なので、幾分ふっくらしたナンノですが、「成長したの」と、ウィットに富んだ答えをしています。

画像は、ハリコの時に他の人が載せた画像です。
これも、９０年頃の画像でしょう。

ＢＯＭＢの８５年８月号に、バースデーキャンペーンの記事で初登場しています。
１８歳の誕生日である６月２３日を、デビューシングル発売日にしています。
意外に、デビュー日と誕生日が同じ日のアイドルって、あまりいないと思います。
誕生日が来る度に、初心に戻れて、ナンノは幸せだった事でしょう。

ＢＯＭＢの８５年２月号の、８５年新人紹介コーナーからです。
ＢＯＭＢ初登場の記事です。デビュードラマ「名門私立女子高校」では、まだ脇役でしたが、
「将来は、自分が目標とされるような女優になりたい。」と、強気な発言をしています。
となりのスタジオで撮影していた船越英一郎が、綺麗なコがいるという噂を聞き、
見に行っていた。と、２年ぐらい前のトーク番組で話していたので、
当時から、その綺麗な顔は評判だったようです。

ＢＯＭＢの８５年９月号では、後にスケバン刑事の後輩となる浅香唯の隣のページに、
二人とも、インタビュー初掲載されています。
知り合いが、Ａを体験したと聞いただけで、三下り半を叩きつけるほど潔癖なナンノは、
初キスが、プライベートではなく、女優業でのキスになり、相手役の哀川翔に対し、
「口を合わせるだけですよ」「２秒だけですよ」と、念を押しました。
そんな潔癖な性格だから、ここにかいてあるような人生のシナリオより、かなり遅い結婚になりました。

ＢＯＭＢの８５年９月号の、２ページ目です。

（３７の続き）
初舞台「リトル・ウィミン」は、先輩アイドルの岩崎良美や三田寛子と共演していたんですね。
知りませんでした。アイドルが舞台に出演するのは、
歌手業やドラマ等で経験を積んだ後になるのが普通ですが、
ナンノは、歌手デビューとほぼ同じ時期に、初舞台を踏んでいます。
「女優志望の歌手」らしい展開の仕方だと思いました。

ＭＯＭＯＣＯの８５年８月号の、１ページ目です。
女子校だと、下品な話ばかり聞かされるので、耳年増になるようです。
２３歳で結婚するまで、ＡもＢもしないと言っています。
実際にＡ（初キッス）をしたのは、確かに２３歳の頃でしたが、仕事でした。（３７参照）
ＡもＢも体験していない事に対し、事務所の人にも、「そんなのウソだろ」と言われています。
自分ひとりで、積極的にテレビ局や広告代理店を周り、仕事を取ってくる積極的なコなので、
異性に対しても、積極的だと思われていたのでしょう。

ＭＯＭＯＣＯの８５年８月号の、２ページ目です。

（３９の続き）
短いスカートやパンツルックをあまり見せなかったのは、「脚がムチャクチャ太い」と
思い込んでいたからでしょう。ここに書いてある某雑誌の水着姿は、
デラックスマガジンの８５年４月号の巻頭特集だと思います。
ちなみに、その雑誌でのビキニ姿の一枚は、こちらです。（最初のスレの１６）
　https://gakinko.net/bbs2/80nen35/img/2692.jpg
脚が太いというより、ウエストから上が細く、ウエストから下が太い（ヒップが大きい）
という感じです。日本の女優で大成する人は、みんなヒップが大きいそうですよ。

ＢＯＭＢの８５年１２月号には、スケバン刑事�Uの特集が、４ページに渡って載っています。
その１ページ目は、他のアイドルドラマも載っています。
ナンノと同期で同級生、仲が良かった本田美奈子は、
月曜ドラマランド「微熱・ＭＹ・ＬＯＶＥ」で主演していました。
フジテレビの大映ドラマでは、堀ちえみ「スタア誕生」から、杉浦幸「ヤヌスの鏡」への
バトンタッチがありました。

ＢＯＭＢの８５年１２月号の、スケバン刑事�Uの特集の２ページ目です。
最初は、「おまんら、わては許さんきに」と土佐弁を言っていたナンノでしたが、
仕事が忙しくなるにつれ、「おまんら、許さんぜよ」と、最後に「ぜよ」を付けるだけになり、
もう高知県には行けない。と嘆いていました。

スケバン刑事を斉藤由貴からバトンタッチしたナンノは、いつも由貴ちゃんの後を追いかけていた。
と言っていました。ミス・マガジン出身の斉藤由貴に対し、やはりデラックス・マガジンの
巻頭グラビアで有名になったナンノは、その意味でも斉藤由貴の後輩と思っているのでしょう。

ＢＯＭＢの８５年１２月号の、スケバン刑事�Uの特集の３ページ目です。
腕立て伏せが１回も出来ないナンノが、２００回の腕立て伏せをするシーンは、
板の上にうつ伏せに寝て、その板の頭側に紐を付けて、スタッフ何人かで引っ張り上げるという、
アナログな方法（当時としては当たり前だけど）で、撮影されました。
よく見ると、その紐が写って見えると、後にナンノが、撮影方法とともに、バラしていました。

それにしても、米俵３俵（６０ｋｇ×３＝１８０ｋｇ）を持ち上げられるアイドルなんて、
いるはずもないでしょう。４５ｋｇのテレビを持ち上げたキョンキョンが、
自称力自慢と言っている世界です。米俵３俵を持ち上げたら、アスリートになれますよ。

ＢＯＭＢの８５年１２月号の、スケバン刑事�Uの特集の、インタビューの１ページ目です。
アクション・シーんなんて出来ない。って言ったら、そこは上手くやるから。
と言われたそうですが、左右に手足をバタバタさせてゆっくり走る
ナンノの動作を見て、スタッフは青ざめたそうです。

芸能界入りのきっかけで、友達が大ファンだった宮内淳さんが審査員をするオーディションを
見に行きたい。と言ったら、「それじゃあ、オーディションを受ければ会えるから」と言って、
友達と一緒に写真を送った事は、初めて知りました。ナンノの積極的な行動力は、
芸能界入りのきっかけの時点で、発揮されている事が分かります。

ＢＯＭＢの８５年１２月号の、スケバン刑事�Uの特集の、インタビューの２ページ目です。
「歌がヘタな人が出てると、よくあれで歌うもんだ。もっと勉強しなきゃいけないんじゃないのォ
　って思ってましたからね。」そう思っていた歌がヘタなナンノが、歌う事になったので、
ＳＯＮＹのオーディションでは、全く歌わず合格。デビュー曲のレコーディングでは、
３日目（最後）に、スタッフ全員で歌い、スタッフが外れていって、ようやく一人で歌えた。
という事なのでしょう。写真も同じで、見る側でバカにしてた事が、自分の身に降りかかるのでした。

ＢＯＭＢの８５年１２月号の、３つ折りピンナップです。
この雑誌の撮影時点では、まだ「スケバン刑事�U」を放送する前なので、
仕事が忙しくなって、真剣モードに入ったナンノの表情に見えます。

ＢＯＭＢの８６年１月号の、１〜２ページ目です。
「スケバン刑事�U」の撮影を始めたら、東京弁と大阪弁と土佐弁が、
ごっちゃごちゃになっちゃったと、言っています。
大阪弁を東京弁にするだけでも大変なのに、それに土佐弁が加わったら、
並大抵の苦労ではなかったと思います。堀ちえみ等の、大手プロダクションに所属する
関西出身のアイドルは、大阪弁を東京弁に直す専門の先生に付いて、特訓を受けました。

でも、ナンノが所属していたのは、アイドルを売り出した経験のない弱小プロの
エス・ワン・カンパニーなので、東京弁ですら、自分で練習しるしかなかったと思います。
結婚してからは、同じ関西人同士なので、家では自然に関西弁になり、
テレビで話す時には、また苦労すると言っていました。

ＢＯＭＢの８６年１月号の、３ページ目です。
２学期はテストの日しか学校へ行っていなかったというナンノ。
睡眠時間２時間の頃は、堀越の前で車を止めて寝て、朝の出席だけして、
早々に仕事場に向かったそうです。車の中で、よだれを垂らして寝ている姿を、
ファンに見られ、「百年の恋も冷めた」と言われたとの事。
よほどハードスケジュールで疲れて、酷い顔して寝ていたのでしょう。

ＢＯＭＢの８６年３月号の、１ページ目です。
自分の巻頭特集について、これだけ細かく見て、感想を言っているのは、ナンノだけでしょう。
細かい部分まで目を通す、ナンノらしいインタビューの答えです。
「スケバン刑事�U」は、６月まで延長が決定と書いてありますが、
実際は１０月まで延長されました。７か月で終わった斉藤由貴版より、好評だったからでしょう。

ＢＯＭＢの８６年３月号の、２ページ目です。

（４９の続き）
たった４日間、お正月休みで兵庫の実家に帰っただけなのに、いつの間にかシロウトに戻り、
仕事始めの時、恥ずかしくなって、監督さんに、出来ないです。と泣き言を言ったそうです。
去年も、コロナ禍で自宅に長くいて、しばらくぶりに仕事復帰（「半沢直樹」）した時、
大きな声が出なかったと、言っていました。

ＢＯＭＢの８６年４月号の、１ページ目です。
新曲と書いてある、３ｒｄシングル「悲しみモニュメント」は、初めてトップテン入りした
ヒット曲になりました。ザ・ベストテンでもランク・インしました。
ランク・インしたのは、４月１０日。そうです。岡田有希子が自殺した２日後でした。
８５年、高校３年になる頃に堀越に転校し、ユッコとクラスメートになったナンノ。

同い年でも、歌手としては１年先輩になるユッコは、既にシングルをリリースすれば、
必ずザ・ベストテンにランク・インするトップ・アイドルでした。
そんなユッコを、羨望の眼差しで見ていたナンノは、自分もザ・ベストテンにランク・インして、
ユッコと共演する事を目標にしていました。その目標が叶えられる前に、
ユッコが自殺した事を聞いたナンノのショックは、計り知れない事でしょう。

ＢＯＭＢの８６年４月号の、２〜３ページ目です。
映画「ファミリー」を見て、ポロポロ泣いたそうです。
私も見て、感動しました。当時、かなり話題になっていて、ヒットしましたが、
ＤＶＤも出ていなく、テレビの再放送もありません。
是非、もう一度見たい映画です。

プロフィール欄には、新曲の後、ファーストＬＰ「ジェラード」が発売。と書いてあります。
普通の人気アイドルは、２作目のシングルの後にファーストＬＰを発売するのが常道で、
中には、１作目のシングルの後にファーストＬＰを発売する人気アイドルもいました。
そんな中、３作目のシングルの後にファーストＬＰを発売したナンノ。
やはり、最初は歌手としての期待が薄かった事が分かります。

ＢＯＭＢの８６年５月号の、１ページ目です。
堀越学園には、１年ちょっとしか在籍していませんでした。
「実質、修学旅行に行ったくらいなの」と言っていますが、転校当時は仕事がなく、
毎日下校時間まで学校にいて、先生に「南野、お前暇なのか」と言われる始末でした。
（まるで森口博子状態）。でも、同じ頃転校してきた本田美奈子や宮崎ますみ、石野陽子とは
仲が良く、本田美奈子がテレビ局の挨拶周りをする時、一緒に付いて行くほどでした。

同学年の先輩アイドル（岡田有希子や長山洋子、田中久美）には、
新しい衣装を見せてもらったり、新曲をいち早く聞かせてもらっていました。
卒業式で、大声で泣いたのは、「演出がニクくて、負けた」と言い訳していますが、
そんな高校生活を思い出してしまったのでしょう。

ＢＯＭＢの８６年５月号の、２ページ目です。

（１ページ目の続き）
大学へ行く目標を立てていたので、２３歳で結婚という計画を、ホトボリが冷める
３３歳に延長しています。しかし、仕事がより忙しくなり、大学へ行く事は断念。
３３歳の時にも、結婚したい恋人は現れず、そんな計画すら忘れかかっていた４３歳の時に、
偶然、焼き肉屋で知り合った人と結婚しました。１０年延長ではなく、２０年延長になりました。

ＢＯＭＢの８６年５月号から、レコードの告知広告です。
発売中（３月２１日発売）の３ｒｄシングル「悲しみモニュメント」と、
４月２１日発売のファーストアルバム「ジェラード」の告知が載っています。

ＢＯＭＢの８５年１１月号には、「スケバン刑事�U」の主演に選ばれた告知が載っています。
斉藤由貴からの、ヨーヨーの手渡し式も載っています。
その斉藤由貴は、ナンノが「スケバン刑事�U」主演中で忙しい時期、深夜に電話し、
ナンノのアパートを訪問したそうです。撮影が早い時間からなので、
パジャマに着替えていたナンノは、先輩の由貴ちゃんに会えるからと、急いで掃除をし、
洋服に着替えて出迎えましたが、ほとんど無言で過ごしてしまったそうです。

ＢＯＭＢの８５年１１月号の、グラビアの１〜２ページ目です。
初主演ドラマである月曜ドラマランド「時をかける少女」は、
「スケバン刑事�U」スタートの３日前にオン・エアーしている事が、分かります。
二代目麻宮サキ役を演じるナンノを、ＰＲするためにオン・エアー時期を３日前にしたのでしょう。

ＢＯＭＢの８５年１１月号の、グラビアの３ページ目です。
ラジオのＤＪ「落書きだらけのクロッキーブック」が、
「ナンノこれしきっ!」へと受け継がれ、合わせて５年近く続きました。
ナンノのお茶目で意地っ張りなトークは、このＤＪで培われたのでしょう。

ＢＯＭＢの８６年６月号の、１ページ目です。
２ｎｄシングル「さよならのめまい」で、初めて萩田光雄にアレンジを担当してもらったナンノ。
１ｓｔアルバム「ジェラート」では、収録されている１ｓｔシングル「恥ずかしすぎて」
３ｒｄシングル「悲しみモニュメント」以外の８曲全てを、萩田光雄にアレンジしてもらい、
その後、ナンノの音楽における世界観を形作るきっかけになりました。

ＢＯＭＢの８６年６月号の、２〜３ページ目です。

（萩田光雄の続き）
ナンノは、日本の歌謡曲、特にアイドル・ソングは、編曲家の功績が大きいと語っています。
筒美京平も、アイドル・ソングの場合は、声が途切れる部分を、面白い音で埋めるのが、
常套手段だった。と語っています。私も、当時のアイドル・ソングが大好きで、
それは、イントロや間奏、声が途切れる部分のアレンジが好きだったからです。

ナンノのアイドル・ソングを、全面的にバックアップしていたのは、萩田光雄です。
売れっ子のアレンジャーなので、あらゆるアイドルの曲のアレンジを担当していたので、
ナンノも、取り合いだった。と語っています。
でも、萩田光雄がナンノに提供したアレンジや曲は、他のアイドルにはない、
独特の世界観を作っていた。と、ナンノも萩田光雄も、後に振り返っています。

ＢＯＭＢの８６年６月号の、４ページ目です。

（萩田光雄の更に続き）
ナンノの曲の中で、萩田光雄が特に良く出来た曲として挙げているのが、
「楽園のドア」と「秋のIndication」の２曲でした。
「楽園のドア」は、イントロの導入部分が、素敵でした。

「秋のIndication」は、ナンノが萩田光雄に、「一曲の中にメジャーとマイナー両方が
入った曲を作って欲しい」と依頼し、萩田光雄は、たった１音だけ、
半音上げるか上げないかの違いだけで、メジャーとマイナーの違いを表現しました。
他の作曲家・編曲家の人たちから、「萩田光雄にやられた」と言われ、
「さすが萩田さん。」と感心するナンノでした。

前スレまでのアドレスが変わっています。
　南野陽子２　https://gakinko.net/bbs2/80nen35/res3001.html　
　南野陽子　　https://gakinko.net/bbs2/80nen35/res2638.html

画像は、ＢＯＭＢの８６年７月号の、２ページ目を先に貼ります。

ＢＯＭＢの８６年７月号の、１ページ目です。
現代は、南沙織が女性アイドル歌手の第一号と言われていますが、８６年当時には、
そんな印象はなかったです。８０年代アイドル全盛期であり、７０年代のアイドルで、
当時、振り返られていたアイドルは、山口百恵だけだった印象があります。
そんな中、南沙織の歌を、新しい歌として新鮮に聞いていたナンノは、
現代、７０〜８０年代アイドルを振り返る若者の、先駆者的存在です。

コンサートで、あがらないために、他の人の歌を歌ったり、上記のような
アイドルの曲に対する、先入観のない新鮮な感覚が、ナンノを、
他のアイドルへの造詣が深いアイドルへと、進化させたのでしょう。
クリス松村も、ナンノの他のアイドルへの造詣の深さに、ビックリしていました。

スタッフもナンノも、カーペンターズのような歌を歌って行きたいと言っていますが、
実際、その通りになったと思います。カーペンターズは、私が最初に聞いていた洋楽であり、
その洗練されたアレンジや多重録音された歌声が好きでしたが、当時の洋楽志向の人間は、
ロックに傾倒していた人が多かったので、カーペンターズを馬鹿にしていました。

覚えやすいメロディラインや、アップテンポの曲とスローテンポの曲の絶妙なバランス、
凝ったアレンジは、その後のナンノの曲と共通しています。
南沙織も、曲のバリエーションが豊富だったので、ナンノが、この頃、
南沙織を聞きまくっていた事も、その後のナンノの曲作りに、好影響を与えたのでしょう。

ＢＯＭＢの８６年８月号の、３つ折りピンナップです。

（６３の続き）
他のアイドルへの造詣が深いナンノの好きな曲として、デビュー日（ナンノの場合は
レコード出荷日）が同じ８５年６月２１日デビューの、村田恵里の「オペラグラスの中でだけ」
を挙げています。後に、ナンノの曲を作曲する亀井登志夫作曲作品なので、
私が歌いたかった。どうして亀井さんは、私にくれなかったんだろう。と言っていましたが、
当時にナンノの歌唱力では歌えない曲です。ミス・セブンティーンコンテストで、
渡辺美里と共に歌唱賞を受賞する村田恵里の歌唱力があるからこそ、歌える曲だと思います。

ＢＯＭＢの８６年８月号には、ナンノのＣＭロケでのアメリカ体験記が、
８ページに渡って載っています。その１ページ目です。

ＢＯＭＢの８６年８月号から、ナンノのＣＭロケ・アメリカ体験記の、２ページ目です。
初めてのアメリカで、９時間も飛行機に乗っていたナンノ。
機内では、映画を２本見たり、音楽を聴いたり、ウトウトしていたという事なので、
やはりファーストクラスなのでしょうねェ。
８４年秋に上京したナンノは、最初の１年が月給３万円、２年目が月給６万円だったので、
この頃は、まだ６万円だった頃です。ファーストクラスの快適さを、味わっていたと思います。

ナンノの笑顔は、アメリがでも通用する事が、税関の人の態度から分かります。
ナンノは、日本では可愛いだけアイドルではなく、美しい顔のアイドルでしたが、
早熟なアメリカの女の子を見慣れたアメリカ人から見ると、可愛さが際立っていたのでしょう。

ＢＯＭＢの８６年８月号から、ナンノのＣＭロケ・アメリカ体験記の、３ページ目です。
いろいろな衣装を着られる。という理由で芸能界入りしたナンノは、
１５着も衣装チェンジをする今回のＣＭ撮影は、ゴキゲンだった事でしょう。
衣装合わせは、３０着も行ったので、ナンノにとっては至福の時間だったと思います。

エキストラ出演した現地の日本人留学生に、気軽に声をかけるナンノ。
ナンノ自身も、仕事がこんなに忙しくならなかったら、大学に進学し、
１年生になっていたはずなので、興味深々なのでしょう。
瞳の綺麗なアイドルにとって、日差しの照り返しは天敵です。目が開かなくなり、
笑ってごまかすナンノですが、「私、笑うと目がなくなっちゃうんですよね。」と言っています。
浅香唯は、１ｓｔシングルのジャケットに、目が開かない写真を採用され、怒っていました。

ＢＯＭＢの８６年８月号から、ナンノのＣＭロケ・アメリカ体験記の、４ページ目です。
夕食の日本料理屋で出たお茶漬けは、ワサビが上に乗っているのではなく、
下に沈んで溶けているので、辛いのが苦手で、食べられなかったナンノ。
私も、ワサビが大嫌いなので、その気持ち、分かります。

ＢＯＭＢの８６年８月号から、ナンノのＣＭロケ・アメリカ体験記の、５ページ目です。
時価４億円の豪邸。バスルームは、人が住めるぐらいの大きさ。やはりアメリカの豪邸は、
日本とはレベルが違います。とんねるずの貴明が、「メージャーリーグ２」という
ハリウッド映画に出演した時も、豪邸のようなホテルに住み、バスルームも
人が住めるぐらいの大きさで、ベッドルームも、ヒラヒラが付いていたそうです。

ＢＯＭＢの８６年８月号から、インタビューです。
ナンノは、自分に厳しいから、スタッフにも堂々と文句を言うのでしょう。
人気が出たアイドルの最初の目標は、初コンサートなのが普通ですが、
ナンノは、「私の歌って、まだお金を取って聴かせる価値がないと思うんですよ。
キャンペーンとかタダだったらいいんですと。」と言っています。

ドラマもタダで見れるからいいけれども、映画はお金を払って見せるほどの
演技をしていないから、５年後ぐらい。と言っています。
常にファンが、自分の作品に対してお金を払う事を意識しているナンノは、
「パンドラの恋人」で、シングル・ジャケットが２種類ある事に対しても、
ファンの子が２枚買うのは大変だ。とスタッフに文句を言っていました。

ＢＯＭＢの８６年９月号から、素人が撮った写真です。
車の中で、起きている時で、良かったですね。
車の中で寝る時は、仮眠ではなく、本寝になり、白目を開けていて、
ファンが見ると引く表情になっているそうです。

ＢＯＭＢの８６年９月号には、３ページのカラーグラビアが載っています。
その１ページ目です。
黒の服も似合うナンノ。最近、ナンノの８０年代のテレビ歌唱用の衣装が、Winkとともに豪華だと、
話題になっているそうです。（マツコの知らない世界。で特集していました。）
「秋からもそばにいて」で着ていた、大きなスカートは、２種類のカーテンをリメイクして
作ったそうで、製作費１４０万円×８パターンがあるそうです。

「吐息でネット」で着ていた衣装は、ハワイで買ったムームーを、リメイクし、
ウェストを締めてアクセントにしたそうです。こちらは、安上がりだったとか。

ＢＯＭＢの８６年９月号の、２ページ目です。

ＢＯＭＢの８６年９月号の、３ページ目です。
この頃でもまだ、留学等を考えていたんですね。
きっと、スケバン刑事�Uの人気も、一過性のものだと、冷静なナンノは考えていたのでしょう。

８７年３月１日発行の週プレの年鑑「プレイボーイの本」から、見開き２ページです。
週プレの８６年１１月１１日号に載っていた画像だと思います。

ＢＯＭＢの８６年１１月号には、表紙・裏表紙以外に、３７ページの大特集が載っています。
その８ページ目です。モノクロページの１ページ目になります。
テレビシリーズ「スケバン刑事�U」の撮影が終わったばかりの頃のモノローグが載っています。
関西弁から、せっかく東京弁に直したばかりなのに、土佐弁で話さなければならないのが、
イヤでイヤでたまらなかった。と、言っています。

先週放送のＢＳフジ「「霜降り明星のゴールデン☆８０‘Ｓ」（斉藤由貴・ナンノ・唯が初共演）
では、上記に話はしなかったと思います。地元の宮崎弁が、なかなか治らず、
その宮崎弁で採用が決まった浅香唯と、比較されるのが嫌だったからかも知れません。
今日（１６日（日）　ＰＭ８：００　ＢＳフジ）では、後半が放送されます。

ＢＯＭＢの８６年１１月号の９ページ目です。
モノクロページのプロローグで、目次が載っています。

ＢＳフジ「霜降り明星のゴールデン☆８０‘Ｓ」の後半では、好きな８０年代ソングの中で、
踊る大捜査線のテレビ・映画シリーズで大ヒットを飛ばし、フジテレビの社長にまでなった
亀山プロデューサーが、ナンノ主演のドラマ「熱っぽいの！」で、ＡＤをしていた時の話を
していました。好きな曲を、二人で一緒に言った時、「君の瞳に恋してる」
（ボーイズ・タウン・ギャング）で一致し、亀山ＡＤが、最終回のエンドロールで、
その曲を流したそうです。８０年代のフジテレビには、そういう自由さがありました。

ＢＯＭＢの８６年１０月号の、１ページ目です。

ＢＯＭＢの８６年１０月号の、２〜３ページページ目です。
１年続いた「スケバン刑事�U」の撮影が終わり、ホッと一息のナンノ。
ナンノの場合、忙しいとストレスが食欲に出て、太るのでしょう。

ＢＯＭＢの８６年１２月号の、１０ページ目です。
ナンノが、お嬢様学校に通っていた５年間（中学３年間と高校２年間）を、
８ページのマンガにしています。その１ページ目です。
下の解説では、１時間半もかかる通学で、淡い恋心が芽生えた時期もあったそうです。