デラックス近代映画・小泉今日子写真集の、74ページ目です。
田村ディレクターは、この曲が珍しく歌のメロディ構成が多いんですよ。それまでは、
シンプルにAメロ、Bメロ、Cメロがあってサビという感じだったので、違う路線に
したかった。と語っています。私も、リアルタイムで聞いた時、「艶姿ナミダ娘」以上に、
起伏のあるメロディだな。と思いました。
タイトルに「渚の」と付いているので、同じビクターのピンクレディーの
「渚のシンドバット」を意識したのかと思われるかもしれないけれども、むしろ意識したのは、
曲の構成の方だと言う田村ディレクター。ピンクレディーの曲は、ABCDEFくらいまで
メロディのパターンがあったりするので。と言っています。リアルタイムでは
意識してませんでしたが、ピンクレディーの曲って、メロのパターンが多いですね。
私は、タイトルに「渚の」と付いている点で、2年前の松田聖子の「渚のバルコニー」と、
柏原よしえの「渚のシンデレラ」の、いわゆる「渚対決」を思い出しました。
「渚のシンドバット」は、6月10日発売で、夏のリリース、
「渚対決」は2曲とも4月21日と初夏に向けてのリリースなのに対し、
「渚のはいから人魚」は3月21日と春のリリースで、キョンキョンらしい先取りリリースです。