８０年代アイドルの水着カットを、デビューした年の順に貼って行きます。
水着カットが主体ですが、一部レオタード姿やタンクトップ姿が加わる事もあります。
また、専用スレがある人は、そのスレに載せるので、Ｂ級アイドルが中心になります。

初めは１９８０年デビュー組です。聖子・奈保子・よしえは、除きます。
（良美は、水着カットが無い）。８０年デビュー組の中では、
甲斐智枝美が一番ビキニ姿が似合うので、甲斐智枝美から始めます。
スレ画は、８４年１２月２５日発行の、近映文庫・アイドル水着１００人Prat1からです。
近代映画用に撮影したと思われる甲斐智枝美のビキニ・カットが、６ページ載っています。
フォト・1981と書いてある水着カットの、１ページ目です。

ハリコの時に、貼った画像を、再アップして行きます。
これは、２０００年４月２５日発売の２０世紀アイドルスター大全集〜８０年代編から、
「近代映画」に載っていたカット集と思われる、甲斐智枝美の１ページ物の、左上です。

甲斐智枝美は、顔もアイドルらしくて良かったですが、デビュー曲「スタア」が大好きでした。
スター誕生のデビューコーナーで、スクールメイツをバックに、
キャッチーで明るくてスピード感溢れる「スタア」を歌うチェミーの姿は、最高でした。
後から振り返ると、８０年代アイドル黄金時代の幕開きに相応しい曲だったと思います。
それなのに、（後から知った事ですが）オリコンチャートで１００位以内にすら
入らなかったのは、どう考えても不思議です。

アイドル黄金時代大名鑑（２００２年３月２５日発売）から、甲斐智枝美に対する評価記事です。
このムック本に載っている人は、プロフィールや紹介を兼ねて、貼って行きます。
生年月日とデビュー日から、１７歳になったばかりのデビューです。

アイドルポップスの３大レコードメーカー（ＣＢＳソニー・ＮＡＶ→キャニオン・ビクター）の
中では、ビクターが一番好きでした。
麻丘めぐみ→桜田淳子→岩崎宏美→ピンク・レディー→石野真子→（甲斐智枝美）
→松本伊代→小泉今日子→荻野目洋子→酒井法子

と続くビクターのトップアイドルの系譜の中で、甲斐智枝美だけ（　）で括らなければならない
のは、ここに書いてある「ブロマイドの売れ行きがトップ１０内ながら、オリコンチャートで
１００位以内に入ったことがない唯一のアイドル」という汚名があるからです。

ハリコの時に、他の方が載せた画像も、貼って行きます。

（３の続き）
石野真子が、４曲目「日曜日はストレンジャー」から９曲目「ハートで勝負」まで、
６曲連続でメジャーコードの明るい曲を続けた後、１０曲目の「めまい」でマイナー調に転じ、
それとバトンタッチする形で、甲斐智枝美のデビュー曲「スタア」がリリースされました。
ビクターは何故、「スタア」のようなキャッチーで明るくてスピード溢れる曲を、
石野真子の時のように続けなかったのでしょう。ビクターとしても、
８０年代アイドル黄金時代の幕開きに相応しいトップアイドルが欲しかったはずです。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
このカットは、後ろ髪が短いので、デビュー当時でしょう。

（３の更に続き）
３の後半に書いてあるように、甲斐智枝美が、ホリプロタレントスカウトキャラバンが
始まった後の「スター誕生」出身で、ホリプロ所属だった事に問題があるようです。
ホリプロは、当然スカウトキャラバン出身者を優遇するでしょう。
甲斐智枝美のアイドルプロモーション期間が短かったのも、そのためでしょう。

スカウトキャラバンは、初代の榊原郁恵以降、トップアイドルを輩出出来ず、
８０年代を通して、トップアイドルと言えるのは、堀ちえみだけです。
松本伊代も小泉今日子も、スカウトキャラバン落選組なのです。

ハダカ

西田ひかるちゃん

シブがき隊

リンゴちゃん(辻沢杏子)

>>7,9
西田ひかると辻沢杏子の画像アップ、ありがとうございます。
西田ひかるは、毎年誕生パーティを開いていた派手なイメージがあるので、
リアルタイムでは、ホリプロ所属と勘違いしていました。

画像は、２０世紀アイドルスター大全集〜８０年代編から、甲斐智枝美の１ページ物の左下です。
顔が可愛く、プロポーションもいいので、水着姿が映えます。

（３の更に続き）
トップアイドルを見抜く力が乏しいホリプロに所属した事が、
甲斐智枝美の運命を変えてしまったのかも知れません。
本名でデビューした甲斐智枝美が、トップアイドルになれなかったので、
堀ちえみ（本名：堀智栄美）の名前を、平仮名の「ちえみ」に変えたのかも。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
このカットも、後ろ髪が短いので、デビュー当時の８０年でしょう。

（３の更に続き）
同じ福岡県出身の同期アイドル松田聖子の、初の大ヒット曲である２曲目「青い珊瑚礁」
の発売が７月１日。甲斐智枝美のデビュー曲「スタア」の発売（６月２１日）のすぐ後です。
７年前、松田聖子と同じサンミュージックの先輩・桜田樹子がデビューし、
甲斐智枝美と同じホリプロの先輩・山口百恵が、桜田樹子より３ヶ月遅れでデビューしました。
山口百恵サイドは、可愛らしさでは桜田樹子に及ばないので、２曲目で大きく路線変更し、
それが功を奏して、山口百恵は大スターへの道を歩み始めました。

↑１１の訂正：桜田樹子→桜田淳子

８９年９月２０日発行の、デラックス近代映画「女神の肖像」から、
甲斐智枝美のカットです。まだ、結婚・引退前の頃の雑誌です。

（３の更に続き）
これと同じように、松田聖子の「青い珊瑚礁」が大ヒットして行くのを見ながら、
同じ路線では松田聖子には及ばないとホリプロは考え、甲斐智枝美の２曲目を
「さよならサンセット」に路線変更してしまったと思うのは、考えすぎでしょうか。
「青い珊瑚礁」が大ヒットしている頃には、２曲目のレコーディングは終わっているでしょうが、
Ａ面と、Ｂ面の入れ替えは可能です。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
このカットも、後ろ髪が短いので、デビュー当時の８０年のカットかも知れません。

（３の更に続き）
「皆が個性的な新展開で勝負してくる中、伝統的な手法でプロモーション展開をした
　甲斐智枝美が、いきなりブレイクするのは難しかったのかも。」
資生堂のＣＭとタイアップしてデビューした松田聖子や、姉と比較されながらデビューした
岩崎良美、ドラマをきっかけにデビューした三原順子の事を言っているのでしょう。
松田聖子や岩崎良美も、前年にドラマに出演し、満を持してデビューした感じです。

画像は、切り抜きで集めた懐古雑誌に載っていた写真です。
写真はまだアイドル時代のチェミィですが、懐古雑誌ならではのコメントが付いています。

（３の更に続き。これが最後）
しかし、河合奈保子や柏原よしえは、いきなりブレイクした訳ではありません。
同い年の河合奈保子は、デビュー曲から徐々にレコードセールスが伸びて行きました。
同じスター誕生出身の柏原よしえに至っては、セクシー路線→アイドル路線→バラード路線と、
試行錯誤を続けた末、７曲目「ハロー・グッバイ」で、ようやくヒット曲に恵まれました。
甲斐智枝美も、あと１年アイドル活動を続けていれば、河合奈保子や柏原よしえクラスの
アイドル歌手に成れたかも知れません。

メガロマン

８０年代前半の週プレのグラビアが載っている文庫写真集「ギャルズ・メイト　アイドル７２
ベストコレクション」（８４年６月１５日発行）から、週プレの８０年６９月２９日号の、
甲斐智枝美の１〜２ページ目です。親切に、右下に掲載号が書いてあります。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
プレイボーイの８１年６月３０日号からです。１４の画像も、元はこれでしょう。

甲斐智枝美のアイドル歌手としての活動は、ほぼ２年間で終了し、女優業へシフトしました。
８０年代にリアルタイムで見た数少ないドラマの１本「高校聖夫婦」（大映テレビ）では、
夫の俊（鶴見辰吾）を誘惑する、隣の家の大学生役で出演。
山田邦子と同居している役で、もうアイドルではなくなったんだな〜と、複雑な心境でした。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
これも、プレイボーイの８１年６月３０日号からです。

３年後にも、同じ大映テレビ「花嫁衣裳は誰が着る」に出演。
ホリプロのエースだった主演の堀ちえみをイジメる役で、同じ「ちえみ」（漢字は違う）なのに、
この扱いの差は何なんだと、思いました。
その翌年、ドラマ「見上げればいつも青空」で、ようやく主役に恵まれます。

文庫写真集「ギャルズ・メイト　アイドル７２　ベストコレクション」から、
週プレの８１年２月８日号の、甲斐智枝美の１ページ目です。

いくらプロポーションが良くても、アイドル歌手デビューして（しかもスタ誕出身で）、
２年でヌードになったアイドルなんて、前例が無いと思います。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、甲斐智枝美の２ページ目です。

同じく８０年にデビューした（正確には７９年１２月）ホリプロの比企理恵は、
スカウトキャラバン優勝組なので、アイドル歌手としては甲斐智枝美より更に売れなくても
優遇され、ドラマに引っ張りダコでした。
ヌードにならなければ、女優への転身が出来なかった甲斐智枝美との、
ホリプロでの扱いの差は、歴然としていました。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
１１と同じビキニを着たカットです。

「陽光に思いきり体を焼いた十代の頃がなつかしい。」
２０世紀アイドルスター大全集〜８０年代編の甲斐智枝美のページに書いてあるコメントです。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、甲斐智枝美の３ページ目です。

８０年代中盤になってくると、レコードセールスで伸び悩んでいるアイドルが、
水着グラビアに活路を見い出す例も出てきますが、８０年代序盤までは、
まだそのような道は考えられず、ヌードになったのでしょうか。
それとも、プロポーションが良い十代の内に、ヌードになったのでしょうか。
その後ヌードは続けず、女優としての道を歩んだので、後者だと思います。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
プロフィール欄から、８１年春頃の雑誌グラビアだと思います。

スター誕生のＣＤ＆ＤＶＤーＢＯＸの、ＤＶＤは何回も見直しています。
見る度に、懐かしさがこみ上げてきます。
ＤＶＤの３枚目に収録されている、スター誕生の最終回では、歴代合格者が集合していました。
甲斐智枝美は、スケジュールの都合からか、残念ながら出席していませんでしたが、
８０〜８２年デビュー組のデビューコーナーを流すＶＴＲで、
デビュー曲「スタア」が流れました。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、甲斐智枝美の４〜５ページ目です。
２と同じカットが、もっと大きく載っています。

（２３の続き）
残念ながら、スクールメイツをバックに歌う姿ではありませんでしたが、
この画像のようにビキニ姿で走る、プロモーションビデオのような作りで、
若さが溢れ、可愛らしい姿が、素敵でした。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。２ページの繋ぎ部分をレタッチしました。
２３と同じビキニで、同じ海の撮影なので、８１年春はなく冬、２月頃の撮影ですね。
オールスター寒中水泳大会は、温水プールで行いますが、こちらは最低気温がマイナス３度の朝。
冷たい海の中に入って撮影するとは、さすが根性がありますね。

このスレ最高です。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、甲斐智枝美の６ページ目です。
１０と同じカットが、やや大きく載っています。

ＤＶＤの４枚目に収録されている、スター誕生の同窓会（９３年収録、９４年放送）では、
既に引退している甲斐智枝美も、出席していました。
欽ちゃんが司会をしていた最後の決戦大会で合格してデビューした甲斐智枝美の事を、
欽ちゃんも良く覚えていました。同じ決戦大会で合格してデビューした柏原よしえが、
３社のスカウトだったのに対し、甲斐智枝美は５社からスカウトされていました。

しかしその内４社はレコード会社で、芸能プロはホリプロだけだったので、
選択の余地がなかった事が分かりました。

↑１８の訂正：プレイボーイの８１年６月３０日号→ＧＯＲＯの８１年４月２３日号

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
これもＧＯＲＯの８１年４月２３日号からです。

（２７の続き）
欽ちゃんのインタビューに、「今は、仕事をお休みして、育児に専念しています。」と
答えていました。テレビ向けの答えかも知れませんが、
当時から子育てが一段落したら、芸能界に復帰しようと思っていたのかも知れません。
２００４年に「あの人は今」に出演し、幸せ太りしています。と言っていましたが、
同窓会に出席した頃は、まだ太る前で、綺麗な若奥様って感じでした。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
別冊平凡パンチの８１年９月号の、表紙です。

デビュー曲「スタア」を初めて聞いた時は、間違いなく大ヒットすると思っていました。
ベスト１０に入る大ヒットではなくても、ヒットはしていると勘違いするほど大活躍し、
歌う姿が輝いていました。その活躍ぶりから、松田聖子・岩崎良美・甲斐智枝美の３人が、
新しい８０年アイドル・シーンをリードして行くと思っていました。
今でも「スタア」は、８０年代アイドルポップス史上で、１０指に入る名曲だと思います。

月刊平凡の８０年８月号から、香取洋子・石坂智子と一緒のビキニ姿です。
初めてのビキニ姿なので、恥ずかしがって、直前まで学校の制服を着ていた。というチェミィ。
初々しいビキニですが、３人の中では、ピカイチのナイスバディです。

月刊平凡の８０年８月号には、３人別々のグラビアも載っています。
これは、チェミィのグラビアです。
「南国育ち特有なキラキラのデッカイ瞳」。
チェミィのキャッチ・フレーズは、「KIRARI!瞳が語る」でしたね。
ワンピース水着しか持っていないチェミィの、初ビキニに、
テレ屋のチェミィが、「まるで水着姿には、自信がないんですよ。」と、謙遜しています。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
これは、レオタード姿のようです。

チェミィは、何しろガンバリ屋さんでした。トップを走る松田聖子に少しでも追いつこうと、
頑張ってレッスンしていた事でしょう。でも松田聖子と互角に争うには無理があったようです。
歌が上手い岩崎良美でも試行錯誤していたし、河合奈保子や柏原よしえは、
松田聖子とバッティングしない方向へ進みました。後に甲斐智枝美の悲報を聞いて、
ショックを受けた松田聖子が、「寂しい気持ちでいっぱいです。」とコメントしていました。
同じ福岡県出身の同期で、同じ系統の歌を歌っていたからでしょう。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。

ドラマ「ＧＯＧＯ！チアガール」に出演していたのだから、
チア・リーダーの姿で歌って欲しかったです。チェミィにピッタリの衣装だと思います。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
８１年６月２１日リリース（デビューから約１年後）の、５ｔｈシングル「Si! Si! C!」の
ジャケット写真です。アイドルのシングル・レコードのジャケット写真で、ビキニ姿を見せたのは、
キョンキョンの「素敵なラブリーボーイ」が初めてだと思っていましたが、その前にチェミィが
出していたんですねぇ。ちなみにＬＰでは、倉田まり子が、８１年７月２１日リリースの
５枚目のＬＰ「グッド・プロポーション」で、ビキニ姿になっています。

意外にも、榊原郁恵・石野真子・河合奈保子・柏原よしえといった、ビキニ姿の常連のような
アイドルが、レコード・ジャケットだとビキニ姿になっていません。
曲よりもジャケットのグラビアで売っている。と陰口を叩かれるのを、敬遠したのでしょう。
この頃のチェミィは、ヒット曲を出したくて仕方なかったので、最後の手段？に、
出たのかな？と、思います。グラビアでも、あまり見せないような、
水をあびながら、バストを強調したカットです。

月刊明星の８０年９月号から、河合奈保子・柏原よしえ・チェミィ・香取洋子の、
水中座談会（すごいタイトル）の、１ページ目です。
下に、４人の対談が載っているので、１ページ目から載せます。
河合奈保子って、バスト８９ｃｍもあったんですね。対談もバストの話から始まっています。
バストサイズでは、河合奈保子>柏原よしえ>チェミィ>香取洋子の順で、見た目も同じ感じです。
バストの話から、プロポーションの話になると、形勢逆転になるのが、面白いです。

月刊明星の８０年９月号から、４人の水中座談会の、２ページ目です。
バストでは、河合奈保子や柏原よしえに負け、プロポーションでは香取洋子に負ける
（という設定ですが、私は香取洋子よりチェミィの方が、プロポーションがいいと思う）
チェミィが、泳ぎでは、絶対負けない自信を見せています。
小さい頃から、有明海で泳いでいた成果ですね。

スター誕生のデビューコーナーで「スタア」を歌うチェミィのキャプ画です。
サビ先の「スタア」の最初で、右腕を大きく上げる振りが左上、
サビ先の声が伸びる部分が右上、サビ先の２回目に右腕を大きく上げる振りが右下（水着になる）、
サビ先とＡメロの間の間奏部分で、水着で走るシーンが右下です。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
週プレの８１年７月２１日号の、表紙です。
１８歳の誕生日を迎えた頃で、月刊平凡の８１年８月号では、「ウェストが３ｃｍ減の５７ｃｍ、
　体重も１キロ減の４７キロ、でも、バストは２ｃｍ増の８４ｃｍ」と、
プロポーションが良くなった事をアピールしていましたが、
このカットを見ても、納得です。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
「ちゃんと出るとこは出て、ヘコんでるトコはヘコんでるという女の子」
と、ここでも、プロポーションの良さを伝えています。
やはりチェミィは、カメラで撮影技術を教える記事の被写体としても、当時は適任でした。
近代映画の、西城秀樹が、アイドル歌手を撮影するコーナーでも、
第一回のゲストに、選ばれていました。

月刊平凡の８１年８月号の、２ぺージ目です。
３８で書いた、プロポーションが良くなった事は、１ページ目に書いてありますが、
テニス・ルックなので、ここでは省略します。
ここでは、バスタオル姿？で、シャワーを浴びています。
笑うと目尻が下がって可愛くなるのは、正統派アイドルの大きな武器です。

月刊平凡の８１年６月号の、１ページ物です。
身長１６０ｃｍと、アイドルとしては普通の身長で、バスト８４ｃｍと、
アイドルとしては少し大きめのバストを持つチェミィ。
どんな水着でも似合う、プロポーションが良いチェミィが、
ノッポとチビ、ボインとナインの人に、水着選びのアドバイスを教えています。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
８１年の頃のチェミィだと思います。

数年前にＣＳで、８３年制作の映画「唐獅子株式会社」を初めて見た時は、
甲斐智枝美が出ている事は知りませんでした。
ハリコの時に、チェミィが出ている事を教えて下さる方がいて、見直すと、
あのチェミィがこんな役を演じていると、その役柄にただ驚きながら見ていました。
今度は、甲斐智枝美を中心に見直しました。主役の横山やすしに次ぐ準主役
（相手役と言ってもいい）です。ウィキでも、２番目に載っています。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
これは、髪を短くしているので、８２年のチェミィでしょう。

（４２の続き）
場末のスナックで演歌を歌っている歌手役で、ヤクザの親分が山口百恵のような大スターにする
と言って売り出し、「唐獅子ロック」を歌って賞取りレースで優勝します。
鼻っ柱の強い歌手としてドスの効いた声で喋る前半は、キャピキャピのチェミィの声とは正反対で、
演技力が付いたんだなと、関心しました。全編に渡って体当たり演技をする甲斐智枝美を見て、
女優・甲斐智枝美の豊かな将来性を感じました。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
これは、髪の長さが分かりにくいですが、表情から８２年のチェミィかな？

（４２の更に続き）
横山やすしに惚れていく後半は、可愛いチェミィ・ボイスに戻っていますが、
これも演技として使い分けているのかも知れません。
後期の山口百恵や中森明菜が歌うような曲「唐獅子ロック」は、ノリノリの明るいナンバーとは
正反対で、新境地を開いています。８２年の雑誌のモノローグで、
「最近は女優願望の方が強いけど、やっぱり歌はやめられない。」と言っていますが、
そういう思いがこもった映画でした。

月刊平凡の８１年９月号の、三原順子との対談の１ページ目です。
三原順子とは、１年間も続いたドラマ「ＧＯＧＯ！チアガール」で共演して、仲良くなりました。
ヤッちゃんとは、このドラマで共演中に、三原順子が交際宣言をした相手です。
チェミィは、有明海がある南国・大牟田出身なのに、黒く焼けず、赤くなるそうです。
チェミィより１歳年下の三原順子の方が、肌を焼く事には詳しい事が、分かります。

月刊平凡の８１年９月号の、三原順子との対談の２ページ目です。
男女交際でも、年下の三原順子の方が、先を行っていましたが、
それが人気凋落の原因になりました。それにしても、８０年デビュー組は、
ボインで、やや太めの河合奈保子・柏原よしえ・岩崎良美と、
ペチャパイで身体の細い松田聖子・三原順子の、５人が人気アイドルになるという、
不思議な年でした。５人に共通するのは、歌が上手い点です。

アイドルとして理想的なバストの大きさと、プロポーションの良いチェミィが、
人気アイドルになれなかったのは、歌唱力よりルックス優先の７０年代アイドルに対し、
８０年デビュー組は、ルックスより歌唱力優先だった事と、関係あると思います。
（すぐにルックス優先に戻りましたが。）

月刊明星の８１年８月号からの、記事＆グラビアです。
ビキニ姿が似合うチェミィが、夏の沖縄に行った時の記事＆グラビアです。
夏は、アイドル歌手としてのチェミィが、最も輝く季節なのに、
（事実、デビュー曲「スタア」は夏の発売）
連ドラ２本を掛け持ちさせるのは、事務所の売り出し方のミスとしか言いようがありません。

ＣＭタイアップ曲になった、「Si Si C」は、チェミィにとって、
アイドル歌手してブレイクする最後のチャンスだったと思います。それなのに、
このスケジュールでは、満足にアイドル歌手としての活動が、出来ませんでした。

投稿写真の８５年２月号の、懐古記事＆グラビアです。
この雑誌のこの企画は、人気アイドル歌手の座から滑り落ちた人をけなす記事になっていますが、
（このチェミィの記事に限った事ではない）、事実と異なる部分は、訂正します。
榊原郁恵の人気が急上昇したのは、デビュー２年目の７８年の事で、その後は、徐々に人気が
下降して行きます。当時のホリプロは、スカウトキャラバン出身組が、アイドルでは大半を
占めるようになって行きましたが、人気アイドルとして成功したのは、堀ちえみだけです。

チェミィは、ホリプロの屋台骨を背負ってきた山口百恵と同じスタ誕出身組。
その百恵が引退したのが８０年で、８０年デビューのチェミィには、百恵のスタッフが付き、
百恵も、引退間際、チェミィにアドバイスをいろいろと送っています。
偉大な百恵の後を継ぐには、チェミィにとって荷が重すぎた感は否めません。
しかし、その百恵のスタッフも、ポリプロから百恵と共に独立しようとして、阻まれたので、
ポリプロとの仲が上手くいっていなかった事も、チェミィにとっては、逆風になりました。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。
水泳大会にヒョウ柄ワンピースを着て、出場している時のグラビアと記事です。
記事は、ヌードになった後、女優に転向した頃なので、８３年頃でしょう。
記事自体は、かなり好意的に書いてありますが、名前の誤植があり「智恵美」になっている事、
（「智枝美」が正しい）や、スリーサイズの記載が違うにが、気になります。

身長１５８ｃｍ、体重４３キロ、Ｂ８３・Ｗ５６・Ｈ９１と、公称３サイズより、
かなり痩せて書いていますが、ヒップだけ巨大なのは？です。
公称３サイズは、身長１６０、体重４７キロ、Ｂ８４・Ｗ５７・Ｈ８７でした。

ハリコの時に、他の方が載せた画像です。雑誌の懐古記事でしょう。
画像自体は、８１年のチェミィのビキニ姿です。
引退も、自殺も書いてないので、８０年代後半の雑誌でしょう。

宝島の９７年５月１４日号からの、懐古記事です。
結婚・引退してから、７年後の懐古記事で、「jab mate 81」（８１年２月１５日発行）からの
引用です。髪型や体型から見て、デビュー当時の８０年の写真でしょう。
「jab mate 81」は、８０年に撮影したアイドルを集めた年鑑なのでしょう。
年鑑に書いてある方の文字が切れているのは、宝島に載っている時点で切れていたからです。

ここからは、すべて新規画像になるので、１回に２枚をアップします。
ちなみにチェミィは、これを含めてあと７枚です。

これは、出典不明の切り抜きからです。
自殺した事まで書いてあるので、２００６年７月以降の懐古雑誌でしょう。
このカットが、チェミィの水着カットの中で、バストが最も豊かに見えます。

文庫写真集「ギャルズ・メイト　アイドル７２　ベストコレクション」から、
週プレの８２年３月１６日号の、甲斐智枝美の１ページ目です。
レオタード姿も、３枚貼って行きます。

チェミィのアイドル時代は、それほどバストを強調する水着カットは、多くありませんでした。
それよりも、アイドルらしい歌で勝負していた感じです。
チェミィをリアルタイムで見ていたのは、８１年前半ぐらいまでで、
その後、８３年の大映ドラマ「高校聖夫婦」で、チェミィを久しぶりに見た時は、
何で、バストを強調したり、色っぽさを出す役が与えられたのか、分かりませんでした。
その前年（８２年）にヌードになった事を後から知り、なるほどと思いました。

文庫写真集「ギャルズ・メイト　アイドル７２　ベストコレクション」から、
週プレの８２年９月６日号の、甲斐智枝美の１〜２ページ目です。
裾を切り取ったタンクトップを着て、バストを強調しています。
ヌードカットが入った写真集「つれてって」が、
チェミィの１９歳の誕生日である６月１６日に発売されています。
その後の週プレなので、バストを強調して、色っぽさをアピールしているのでしょう。

映画ファンの８２年３月号の、３ページ目です。
５３と同じレオタードを着たカットですが、このカットを見ると、
改めて、チェミィのプロポーションの良さが判ります。
チェミィが活躍した８０年代前半は、７０年代後半のフォトジェニック・アイドルのブームと、
８０年代後半からのグラビア・アイドルのブームの間の、空白期間だったため、
チャーミングな表情とプロポーションの良さを活かせなかったのが、惜しまれます。

映画ファンの８２年３月号の、５ページ目です。
８２年になると、チェミィの笑顔がグラビアでは少なくなり、
大人の歌手・女優への脱皮を模索していた時期なのかな？と、思います。

映画ファンの８２年５月号の、３ページ目です。
この頃、髪を切って、イメチェンを図ろうとしていた時期だと思います。
ビキニになっても、８０〜８１の爽やかなチェミィとは異なる魅力が出てきた感じです。

チェミィは、７０年代に活躍した桜田淳子や山口百恵と同じく、両目の間が、
少しだけ開いていました。８０〜８１年のチェミィは、「キラリ！瞳が語る」の
キャッチフレーズ通り、桜田淳子系統の輝く瞳の魅力をしていましたが、
８２年になってから、このカットのように山口百恵系統の、冷めた感じの瞳になっています。

映画ファンの８２年５月号の、６〜７ページ目です。
チェミィの最後は、ビキニを取って、手ブラで隠しているポーズです。
５月号は、４月初の発売なので、６月１６日に発売された、
ヌードカットが入った写真集「つれてって」の、２か月半前です。
まるで、ヌードカットに一歩一歩近づいているような、グラビアの撮り方です。

ここからは、横山みゆきを５枚貼ります。
画像は、２０００年４月２５日発売の、２０世紀アイドルスター大全集〜８０年代編からです。
７９年９月２１日デビューなので、７９年の新人になるのか、
８０年の新人になるのか、微妙な時期のデビューです。
（８１年１０月２１日デビューの松本伊代は、８２年の新人になっている。）

８４年１２月２５日発行の、近映文庫・アイドル水着１００人Prat1からです。
近代映画用に撮影したと思われるの横山みゆきのワンピース・カットが、４ページ載っています。
フォト・1980と書いてある水着カットの、１ページ目です。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、横山みゆきの２ページです。
上下の余白は、カットしました。

横山みゆきは、７９年９月２１日に、アリスが同年６月５日にリリースしたアルバムの中の曲
「秋止符」をカバーした曲をデビュー曲にして、デビューしました。
横山みゆきバージョンの３か月後の、同年１２月２０日に、
アリスも「秋止符」をシングルカットし、アベック・ヒットになりました。
私は、同時期に横山みゆき版と、アリス版をテレビで見たので、
横山みゆきが、３か月も前にリリースしている事は、知りませんでした。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、横山みゆきの３ページです。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、横山みゆきの４ページです。
ワンピースを着ているのは、身体のラインに自信が無いからでしょう。

横山さん知らない…

>>じゃあ、ヤン・シュー・メイも知らないかも知れませんね。

２０世紀アイドルスター大全集〜８０年代編から、
ヤン・シュー・メイのカットとプロフィールです。
ヤン・シュー・メイは、８０年６月１日に「ミ・ノーチェ・東京」でデビューした歌手です。
曲調は、８４年のテレサ・テンの「つぐない」以降の一連のヒットと似ています。
でも、時代が早すぎたのか、ヒットしませんでした。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、ヤン・シュー・メイの１ページ目です。
６５のプロフィールで、「ラーメンのＣＭでお馴染みになり」と書いてありまあすが、
私は見た事がありません。それよりも、雑誌グラビアに良く出ていた印象があります。

その方も知らないです。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、ヤン・シュー・メイの２ページ目です。

>>67
横山みゆきは、夜ヒット等の歌番組にもよく出ていたし、ウィキもあるので、
それなりの知名度はありましたが、ヤン・シュー・メイは、雑誌グラビア以外では、
見た事がなく、歌はラジオで聞いた程度でした。ウィキもないので、忘れられた存在かな？

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、ヤン・シュー・メイの３ページ目です。
ワンピースを着ているのは、ヤン・シュー・メイも、横山みゆきと同様、
身体のラインに自信が無いからでしょう。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、ヤン・シュー・メイの４ページ目です。
ヤン・シュー・メイは、これで終わりです。

あまり知られていない人が続いたので、次の比企理恵は、多分知っていると思います。
文庫写真集「ギャルズ・メイト　アイドル７２　ベストコレクション」から、
週プレの８２年１１月９日号の、比企理恵の１ページ目です。
比企理恵は、ポリプロ・タレント・スカウト・キャラバンの、第４回優勝者です。
第１回の榊原郁恵はブレイクしましたが、第２回の西村まゆ子は不発。

第３回の能瀬慶子は、ドラマの記憶喪失の役で、下手な演技のみ話題になり、
第４回の比企理恵で、何とかスカウト・キャラバンをポリプロが継続した意味が出て来ました。
比企理恵は、アイドル歌手としては、成功しませんでしたが、その後、
ポリプロの得意なドラマで大活躍しました。８０年代の大映テレビの少女シリーズでは、
欠かせない名脇役として、その存在感を発揮しました。

文庫写真集「ギャルズ・メイト　アイドル７２　ベストコレクション」から、
週プレの８２年１１月９日号の、比企理恵の２ページ目です。
比企理恵は、身体のラインにメリハリがあるので、ビキニを着ても似合います。
アイドル時代に、ヒット曲はありませんでしたが、可愛いルックスと、
メリハリの利いた身体のラインを活かして、グラビアでは活躍しました。

アイドル黄金時代大名鑑から、甲斐智枝美に対する評価記事です。
７０年代アイドル扱いなので、文章は短いです。
６５年１０月１０日生まれの比企理恵は、デビュー当時はまだ１４歳でした。
デビュー曲「恋のローラーブーツ」は、ローティーンのアイドルにピッタリの曲で、
筆者の好みにも合う曲です。でも、時代が早すぎました。

８０年前半は、ニューミュージックのブームがピークを迎えていた頃で、
「異邦人」「大都会」「贈る言葉」「ランナウエイ」「ダンシング・オールナイト」と、
ミリオンセラーが連発し、新人アイドルが入る隙間がありませんでした。
もし、１年遅れでデビューしていたら、８０年代アイドルが台頭し始めてきた頃なので、
スマッシュヒットぐらいには、なっていたかも知れません。

投稿写真の８５年２月号の、懐古記事＆グラビアです。
同じ号の、甲斐智枝美の記事は、４８に載せてあります。
アイドル歌手時代は、甲斐智枝美の方が人気がありましたが、
歌手からドラマ女優に転向してからは、比企理恵の方が演技も、実績も上でした。
特に、８３年の「高校聖夫婦」以来、比企理恵は、大映テレビの常連でした。

「高校聖夫婦」では、甲斐智枝美も出演していますが、甲斐智枝美は１９歳、
主演の伊藤麻衣子は１８歳、比企理恵は１７歳だったので、比企理恵は伊藤麻衣子の
クラスメート役でしたが、甲斐智枝美は隣に住んでいる大学生役でした。
デビュー当時まだ１４歳だった比企理恵は、ドラマ女優に転向後、いい役に恵まれました。
８４年の「不良少女とよばれて」では、主演の伊藤麻衣子や伊藤かずえ、松村雄基が、
比企理恵の演技を絶賛し、比企理恵が死ぬ回では、涙が止まらなかったそうです。

隣に載っている岡田奈々も、８０年代には大映テレビの常連でした。
「ポニーテイルは振り向かない」では、昔人気アイドル歌手で、今は落ちぶれた
キャバレー周りの役だったので、現実と重ねて見てしまいました。
「花嫁衣裳は誰が着る」では、人気デザイナー役で、さっそうとしていました。

２０世紀アイドルスター大全集〜８０年代編から、香取洋子のカットとプロフィールです。
香取洋子は、デビュー曲「「ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ」のヒットが、
印象深かった点で、アイドルというより、ニューミュージックにカテゴライズされるのかな、
と思っていましたが、結構水着グラビアをやっていました。

↑６０〜６３と６６〜７０の訂正：近映文庫・アイドル水着１００人Prat1→Prat3

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、香取洋子の１ページ目です。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、鹿取洋子の２〜３ページ目です。
（７５、７６も、鹿取洋子の間違いでした。）
身長が１６７ｃｍと高く、身体が細いので、アイドルというより、
キャンギャルみたいに見えます。だから、ビキニカットが多いのでしょう。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、鹿取洋子の４ページ目です。
ウィキによると、６１年１０月１日生まれで、デビュー当時は１８歳でした。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、鹿取洋子の５ページ目です。
同じくウィキによると、愛知県出身。身長167cm。体重50kg。血液型はO型。
これだけ細くても、体重が５０ｋｇあるのは、身長が１６７ｃｍと高いからでしょう。
この体重は、本当だと思います。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、鹿取洋子の６ページ目です。
岩崎良美は、同い年の堀越の同級生である松田聖子と、鹿取洋子と仲が良かったようです。
良美が自分が太っていて、ダイエットを一生懸命していたのは、
聖子も洋子も痩せていたからかも知れません。

文庫写真集「ギャルズ・メイト　アイドル７２　ベストコレクション」から、
週プレの８０年８月１２日号の、鹿取洋子のページ目です。
髪をオールバックにしているあたりも、キャンギャルっぽいです。
スリーサイズが載っていて、Ｂ７９・Ｗ５９。Ｈ８３です。

松田聖子の方は、親友として岩崎良美の他に、レッツゴーヤングのサンデーズで一緒だった
浜田朱里と仲が良かったですが、鹿取洋子の名前は挙げていません。
スリーサイズは、Ｂ８５・Ｗ５９・Ｈ８６の岩崎良美より、Ｂ７８・Ｗ５８・Ｈ８４の
松田聖子の方が、鹿取洋子に近いんですけどね。

文庫写真集「ギャルズ・メイト　アイドル７２　ベストコレクション」から、
週プレの８１年７月２８日号の、鹿取洋子のページです。
鹿取洋子自身は、岩崎良美の他に、高校生の時に名古屋の芸能学校一緒だった川島なお美と、
仲が良かったと言っています。川島なお美が、ミスＤＪに選ばれたので、
鹿取洋子も立候補しましたが、実現しませんでした。

なお川島なお美は、本格的デビューが８１年なので、８１年組を載せる時に載せます。

３０・３１で載せたチェミィのグラビアの時の、月刊平凡の８０年８月号から、
３人別々のグラビアで、鹿取洋子の分です。
ピストルを持っているかのように、前に向かって、両手を出しているポーズは、
グラビア・モデルのようです。（この時代は、グラビア・アイドルというジャンルは無かった。）

月刊明星の８０年７月号には、新人歌手８人の集合写真が載っています。
単独スレがある聖子・奈保子・よしえの他、このスレにのせたチェミィ・香取洋子、
これから載せる石坂智子、その次にのせる浜田朱里も集合しています。
ＥＰＯは残念ながら水具写真を持っていません。
みんな初々しい表情なのが、デビューしたての新人らしいです。

アイドル黄金時代大名鑑から、石坂智子に対する評価記事です。
東芝タレントスカウトキャラバンというのがあったんですね。
ネーミングからして、ホリプロを意識していると思いますが、
８０年デビューの石坂智子を始め、８２年デビューの川島恵、８３年デビューの桑田靖子と、
歌が上手いアイドル歌手ばかり集めた感じです。レコード会社がオーディションするから、
そうなるのでしょうが、３人とも顔の方は、アイドル歌手とは言い難いですね。

７０年代は、岩崎宏美や高田みづえのように、顔はイマイチでもトップアイドルに
なった人がいますが、８０年代に入ると、顔がイマイチの場合、どんなに歌が上手くて、
楽曲が良くても、売れない時代に入ります。（おニャン子クラブだけは例外）。
この３人の中では、私は川島恵イチオシなのですが、残念ながら水着姿を持っていません。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、石坂智子の１ページ目です。
石坂智子は、６３年２月２７日生まれなので、８０年組では、浜田朱里と同学年になります。
６月２１日デビューなので、デビュー時は、堀越高校３年生でした。
身長・体重・スリーサイズが載っていません。
演歌ポップスを中心に歌っていたので、いかにも演歌歌手っぽい体型に見えます。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、石坂智子の２〜３ページ目です。
所属していた芸能事務所は、ＮＰミュージック・プロモーション。

７１年にデビューした野口五郎のために作られた事務所であり、野口五郎がアイドルとして
成功したため、スター誕生（ゲストの出演回数では、野口五郎が一番多い）から、
７７年にはニューミュージック系統の神田広美や、元気系アイドルの大橋恵理子を
デビューさせますか、人気アイドルにはなれず、スタ誕出身ではない石坂智子も、
人気アイドルにはなれませんでした。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat1から、石坂智子の４ページ目です。
石坂智子の曲で、２曲目の「デジタル・ナイト・ララバイ」には、期待しました。
ＹＭＯが全盛期で、世の中にテクノポップが流行った時代であり、
アイドルポップスの中に、テクノポップを取り入れた、８０年６月リリースの
榊原郁恵「ROBOT」という傑作もあるので、８０年９月リリースの
「デジタル・ナイト・ララバイ」にも、期待しましたが、見事に裏切られました。

テクノポップというより、単なるディスコ歌謡で、演歌ポップスの限界を感じました。

３０・３１・８３で載せた、月刊平凡の８０年８月号から、
３人別々のグラビアで、石坂智子の分です。
他の二人が、２分の１ぺージなのに、石坂智子だけ１ページ取っているのは、
８５の記事に書いてある賞レースと同様、事務所がそれだけ期待していたからでしょう。

おかずにした♪

２０世紀アイドルスター大全集〜８０年代編の、浜田朱里のページ（１ページ）から、
プロフィールと右下のカットです。
私は、リアルタイムでは、浜田朱里がホリプロだと思っていました。
（実際は、チェミイ（甲斐智枝美）がホリプロでした。）
山口百恵と同じ事務所（ホリプロ）ではなく、同じレコード会社（ＣＢＳソニー）で、
同じ酒井ディレクターだったから、ポスト百恵だったのでしょう。

２０世紀アイドルスター大全集〜８０年代編から、浜田朱里のページの左下です。
浜田朱里がホリプロ所属と勘違いしたのは、山口百恵が４本もヒロインを演じていた
赤いシリーズの最終作「赤い魂」で、浜田朱里がヒロインを演じていたからでしょう。
「赤い魂」の前作「赤い嵐」でも、ホリプロ所属の能瀬慶子がヒロインを演じていました。
「赤い魂」は、山口百恵のドラマでのブレイク作「赤い疑惑」と同様、
難病のヒロインの治療が、秘密の血縁関係に影響する点で、共通しています。

アイドル黄金時代大名鑑から、浜田朱里に対する評価記事です。
私は、デビュー曲「さよなら好き」の印象が強すぎて、浜田朱里＝「さよなら好き」と
なってしまい、他の曲を思い出せませんでした。
でも、この筆者が推薦する３ｒｄシングル「青い花火」を検索して聞いたら、
サビ先のメロディが耳に残っていて、懐かしさがこみ上げてきました。

当時は、浜田朱里を含め、主だったアイドルの曲はＦＭからエアチェックして
録音していましたが、意外に忘れているものです。上記２曲とリメイク曲以外は、
検索して聞いても、あまり印象に残っていませんでした。

８５年１０月１日発売の「アイドル４０年」（近代映画社）から、浜田朱里の水着カットです。
松田聖子は三原順子と一緒に、河合奈保子は柏原よしえと一緒に載せているのに、
浜田朱里は、同じ赤のビキニを着ているという事だけで、２年後輩の早見優と一緒でした。

８９年９月２０日発行の、デラックス近代映画「女神の肖像」から、
浜田朱里のカットです。
意外にも、劇団（劇団フジ）出身だったんですね。浜田朱里は、６２年１１月生まれで、
デビュー当時は、１７歳でした。同じ劇団フジ出身の大場久美子は、７７年デビューで、
彼女もデビュー当時は、１７歳でした。デビュー前に子役としても活躍しました。
三原順子は、浜田朱里と同期デビューですが、２歳若く、１５歳でレコードデビュー。

大場久美子は、意識的に可愛くしてアイドルを演じていましたが、
浜田朱里も三原順子も、実年齢より大人っぽく、色っぽく見えます。
劇団出身なので、レコードデビューより早く、芸能界を知っていたからでしょう。

８５年５月１５日発行の、近映文庫・アイドル水着１００人Prat3から、
浜田朱里の２ページ目です。（１ページ目は、次スレのスレ画にします。）
同じ出版社なので、９２と同じカットが使われています。

８１で書いたように、松田聖子や岩崎良美と仲が良かったです。
年齢は、石坂智子と同じで、聖子や良美より１歳下ですが。
聖子と仲良くなったきっかけは、レコードデビュー前にレッツゴーヤングのサンデーズの
一員として、聖子と一緒に切磋琢磨していたからでしょう。
聖子が、高校時代にクラスメートだった良美とも、聖子を通じて仲良くなったのでしょう。
聖子・良美・朱里の３人の座談会を、聖子か良美のスレにアップしたら、連絡します。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat3から、浜田朱里の３ページ目です。
月刊明星の８０年７月号に、浜田朱里の身長・体重・スリーサイズが載っていました。
身長１５８ｃｍは、アイドルとして標準的です。
体重４３キロは、アイドルとしては、細身の方です。
スリーサイズは、Ｂ８０・Ｗ５７・Ｈ８３で、細身のわりには、グッド・プロポーションです。

ボインだけど太めの岩崎良美や、ペチャパイの松田聖子が聞いたら、
羨ましがるスリーサイズです。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat3から、浜田朱里の４〜５ページ目です。
レコード売り上げは、最高５１位と振るわなかったものの、グッド・プロポーションを活かして、
写真集を５冊も発売。水泳大会の常連でもあり、デビュー５年後の８５年の水泳大会でも、
活躍しました。（後で、載せます。）

これに対し、石坂智子の身長・体重・スリーサイズ（同じ月刊明星の８０年７月号から）は、
身長１５６ｃｍ、体重４６キロ、Ｂ７８・Ｗ６０・Ｈ８７と、典型的な演歌女子体型。
これでは、グラビア需要もなく、歌もヒットしなかったので、
デビュー後１年２か月で引退しました。芸能界の厳しさが分かります。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat3から、浜田朱里の６〜７ページ目です。
浜田朱里の一番のヒット曲は、デビュー曲「さよなら好き」だと思っていたのですが、
デビュー曲は２番目のヒット曲（オリコン最高位５７位）で、１番のヒット曲は、
意外にも、７曲目の、天地真理のカバー曲である「想い出のセレナーデ」でした。
（オリコン最高位５１位）。ちなみに、９３の筆者が推薦する３曲目の「青い花火」は、
４番目のヒットで、オリコン最高位８７位でした。

近映文庫・アイドル水着１００人Prat3から、浜田朱里の８ページ目です。
このから、チューブトップビキニに水着が変わります。
９６〜９９までは、１ページ目と同じビキニで、フォト・１９８２年と書いてあります。
このチューブトップビキニのカットは、髪型が違います。
浜田朱里と言えば、アイドル時代は９６〜９９の髪型がメインでしたが、
８１年７月２１日リリースの５曲目「黒い瞳」の時だけ、この髪型にしています。

９６〜９９より前の撮影でしょうが、この髪型は不評なので、元に戻したのでしょう。
９９で書き忘れましたが、９９のカットでは、
浜田朱里のグッド・プロポーションが、活かされています。