前スレ　https://gakinko.net/bbs2/80nen35/res2506.html　の続きです。

これは、ラジオマガジンの８２年９月号の、１ページ目です。
まだ１３歳なのに、大人っぽくて綺麗な表情に、驚きます。
こんなアイドルは、８２年当時にはいなかったと思います。
武田久美子独自の表情なので、スレ画にしました。
なお２〜３ページ目は、後から載せます。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、１３ページ目です。
前ページからの続きの母親の証言から、役者に向いていた事が分かります。
東大生が選ぶアイドルコンテストに優勝した後、
歌手デビュー前に映画に出演出来た事は、その意味でもラッキーです。
左の上から２番目の写真、何と２歳でビキニを着ています。
深野晴美も２歳でビキニ姿を見せているので、幼少の頃からライバルでした（冗談です）。

８３年１０月５日発行の、２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、１６ページ目です。
この写真集は、すべてハリコの時に、他の方が貼ってくれた画像です。
ソフトクリーム（次ページ）を食べている２カットです。
実際、ソフトクリームは、久美子の大好物でしした。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、１７〜１８ページ目です。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、１９〜２０ページ目です。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、２１ページ目です。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、２２ページ目です。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、１４ページ目です。
幼稚園なので、１年早く入園しても、その後の学業には役立たないでしょうが、
１歳上の子供達と遊んでいた事が、後々の早熟さには影響したのかも知れません。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、１５ページ目です。
得意な事でも口に出して言わないで、態度で見せる。
このポリシーが子供の頃からあるから、武田久美子は自信に満ちた表情が、
自然ににじみ出るのかも知れません。
４歳にして、半分ぐらい自分でお化粧が出来るとは、やはり早熟です。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、１６ページ目です。
小さい頃から走る事が好きで、小学校の時に陸上部で大活躍しました。
やはり走る事が好きで、社会人になっても陸上部で走っていた深野晴美と、
共通した部分を感じます。

グラビアアイドルって、最終的には自分が全面に出る孤独な仕事なので、
個人で争う陸上部で走るのが好きな人に、向いているのかも知れません。
中央の写真で、水着姿は好きじゃないと言っているので、初期の写真集には水着姿がありません。
水泳大会でも、あまり見かけませんでした。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、１７ページ目です。
小学生の頃からモデルの仕事をしていたそうです。
右下のＣＦの写真を見ると、他の二人が小学生らしいのに、久美子だけ大人びて見えます。
小学生でパーマをかけると、周りからからかわれそうですが、
すでにコマーシャル・マンだったので、ハデに見えても周りが納得していたのでしょう。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、１８ページ目です。
何をやっても好成績で目立っていた子供の頃の武田久美子。
「かわいらしさの中に見せる華やかさ」は、左上の１１歳の時の写真でも良く分かります。
１１歳にして、アイドルの資格充分の可愛らしい表情であり、
この時代に国民的美少女コンテストがあったら、間違いなく優勝していたと思います。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、２３〜２４ページ目です。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、２５ページ目です。
歌唱力はイマイチでしたが、口笛は上手く吹けたようです。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、２６ページ目です。
今載せているＢＯＭＢの８２年１１月号の頃は、まだポニーテールで、
この写真集では、ショートカットにしています。
後から載せますが、ＢＯＭＢの８３年８月号のインタビューで、
映画「伊賀のカバ丸」出演時に、髪切りなさい。と言われて、仕方なく切ったと言っています。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、２７〜２８ページ目です。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、２９ページ目です。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、１９ページ目です。
上の作文は、最後のオチまで含めて、小学１年とは思えないぐらい上手いです。
勝気な武田久美子の性格も、良く表れています。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、２０ページ目です。
３歳の頃に、麻丘めぐみに憧れていたと言う事は、デビュー当時の麻丘めぐみです。
麻丘めぐみのお姫様カットは女の子に人気がありましたが、３歳からとは、やはり早熟です。
デビュー前に、モデルとして活躍していた事も、共通しています。

武田久美子本人は、知らないでモデルをしていたと思いますが。
バレエを習ったのも、華奢で背が高い麻丘めぐみに憧れていたからかも知れません。
フリーバル８１での逸話からも、目立つ美少女だった事が分かります。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、２１ページ目です。
東大生が選ぶアイドルコンテストで優勝した時の様子が載っています。
Ｑ：好き嫌いはありますか。
Ａ：あります。ほとんど全部嫌いです。

Ｑ：何を食べて生きているんですか。
Ａ：アイスクリーム
ユニークな答えが受けました。
とっさに機転が効く、アイドル性充分な女の子でした。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、２２ページ目です。
映画「ハイティーン・ブギ」撮影風景（その１）です。
マッチの相手役に決まった武田久美子にカミソリが送られた、という嫌がらせは有名な話ですが、
候補に上がっただけで、その女優が嫌がらせを受けていたとは、当時のマッチ人気が窺えます。
映画は見ていないのですが、たのきん映画８本中最もヒットしたそうです。
ストーリーを読むと見たくなる内容ですが、ジャニーズ系なのでＣＳでは放送されないでしょう。
ＤＶＤにもなっていないようです。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、２３ページ目です。
映画「ハイティーン・ブギ」撮影風景（その２）です。
「マッチはすごくスピードを出すの。こわくって。」
映画の撮影なのに１６０ｋｍも出すとは、当時からマッチは、
レーサーとしての本能が芽生えていたようです。

映画情報では、「小説・吉田学校」に出演予定と書いてありますが、見た記憶では、
出ていなかった気がします。見直す時に、良く確認しておきます。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、３０ページ目です。
ショートカットの武田久美子も、良く似合います。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、３１〜３２ページ目です。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、３３〜３４ページ目です。
小学生の頃から多才な武田久美子は、絵画も得意で、
そのデッサンをしている姿です。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、３５ページ目です。
これも、デッサン中ですね。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、３６ページ目です。
デッサンを終わって、ホッとしているところかな？

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、２４ページ目です。
レコードデビューに関する記事です。デビューアルバムの中からシングルカット曲を決めるとは、
何と贅沢なデビューの仕方でしょう。期待感の高さが窺えます。
「笑うと１４歳のチャーミングな女の子になるし、黙っていると、
　ぞっとするような色っぽさがある。」武田久美子の魅力を、見事に表現した文章です。

「デモテープで「少女人形」を歌った時、ちょっと首をかしげた」
その歌唱が、デビュー曲「噂になってもいい」で露呈してしまいます。
低音の響きがいいのなら、それを活かせる曲にした方が。とも思いましたが、
アイドル全盛期は、可愛い曲優先だったのでしょう。２ndシングル「シャワーホリデー」は、
よりアップテンポのアイドルっぽい曲になり、音程の外れ方が露呈してしまいます。

１年後の工藤夕貴「野生時代」で分かるように、歌が上手い美少女というだけで、
ヒットする訳でもないのですが。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、２５ページ目です。
アイドル主体のラジオ番組は、フリートークの下手なコでも出来るように、
色々なコーナーを作っていましたが、フリートークの得意な武田久美子にとっては、
コーナー分けしない方が、個性を活かせたと思います。
ディレクターの話の最後の部分と、ＣＭの記事から、
歌よりも演技に興味があり、才能もあった事が、良く分かります。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、２６ページ目です。
１０日間のアメリカ旅行の内、２回に分けてディズニーランドに行っています。
東京ディズニーランドが開園する８ヶ月前の事です。
もっとも、東京ディズニーランドの開園時のスペースマウンテンは、
２時間程度の待ち時間では乗れなかったでしょうが。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、２７ページ目です。
ハワイは、「また行ってみたいです。」と言っていますが、
その後、グラビアアイドルとなって何度も行くことになるとは、
この頃は想像も出来なかった事でしょう。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、２８ページ目です。親衛隊独占座談会（その１）です。
次ページに書いてありますが、この頃は男の子のファンが１割ぐらいしかいなかったそうです。
最初はマッチファンで、武田久美子のフランクな人柄に触れて、
好きになった女の子が多かったようです。
ほとんどが男性ファンのグラビアアイドルに転身する前の、意外なファン層です。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、３７〜３８ページ目です。
１ｓｔ写真集は、近代映画の特集号で、記事もあるアイドル雑誌スタイルなので、
写真だけの写真集は、この「TOUCH ME KUMIKO」が、初めてとなります。
その初めての写真集らしい、前途洋々なポーズです。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、３９ページ目です。
ショートカットにしているためか、薬師丸ひろ子に似ているように見えるカットが、
いくつかあります。このページの下もカットもそうです。
２８のディレクターのインタビューで、「セーラー服と機関銃」のような曲を歌わせたい、
と言っているのも、薬師丸ひろ子に似ている表情を、間近で見ているからかも知れません。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、４０ページ目です。
寝ている久美子の自然な横顔です。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、４１ページ目です。
爽やかなハミガキのカットが、続きます。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、４２ページ目です。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、２９ページ目です。親衛隊独占座談会（その２）です。
「性教育が足りないのよ。」「色気より食い気。」
グラビアアイドルに転身してからでは考えられない、デビュー当時の武田久美子の印象です。
ここでも歌が意外と上手い、と言われています。この時１４歳。
ひょっとしたら、声変わりした後に音程が不安定になったのでしょうか。
（１４歳ぐらいでデビューした女性アイドル歌手で、声変わり後に歌が下手になった人がいます。）

ハイティーン・ブギでは、１７歳の役だそうです。
美少女は、顔が整いすぎて年上にも見えるから、１７歳の役でも出来たのでしょう。
「第２のナントカじゃなくて、第１の武田久美子になって欲しい。」
この当時は予想もしない形で、第１の武田久美子（グラビアアイドル）になりました。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、３０ページ目です。ロリコンＱ＆Ａ（その１）です。
３０でも言っていますが、アイスクリームは大好きで、
他のインタビューでは、お風呂に入っている時に食べている、と言っているほど好きです。
「前髪をいじるのがクセ」女の子にとっては、前髪命の子が多いです。
「ネグリジェをよく着ていた」とか早熟な部分と、
性に関して無知な部分が同居していた１４歳の頃でした。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、３１ページ目です。ロリコンＱ＆Ａ（その２）です。
理科系は授業を休むとついていけないので、映画の撮影で、得意だった数学が不得意になったのは、
ちょっと可哀想です。しかし、授業を休むとついていけないのが、身に染みて分かったため、
堀越高校に行くのも決めていないし、大学なんてとてもとても、と言っています。
アイドルとして大ブレイクしなかったので、堀越高校へは進学しました。

余談ですが堀越高校は意外と厳しく、２学年先輩の堀ちえみは、
ドラマ主演が続いて、休む事が多かったので、世間的には３年で卒業した事にして、
裏で１年留年していたと、５年ぐらい前のテレビ番組で暴露していました。
「バストが、時折、７５ｃｍになったり、７９ｃｍになったりするんですよ。」
その後、どんどんデカパイになっていく前兆でしょうか。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、３２ページ目です。
アイドル恒例のボディチェックのコーナーです。
嫌いな部分が顔とは、美少女過ぎるからでしょうか。麻丘めぐみが好きだったそうなので、
もっと目尻が下がった可愛い顔に憧れていたのかも知れません。
当時のバストサイズは公式プロフィール上で７８ｃｍでした。
２０歳頃には、公式プロフィール上でも８５ｃｍになり、７ｃｍも成長しました。

アイドル恒例の手相占いも載っています。
「非常にユニークで分析力と行動力があるので、新しいものを進んで取り入れようとすることから
ツキが上昇します。」貝殻ビキニも自分のアイデアだったそうなので、当たっています。
「いつも最高のものに憧れ、内面的には常に夢見るタイプ。」なので、
カリフォルニアで、セレブ生活をしていたのかも知れません。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、３３ページ目です。
アイドル恒例の部屋のイラスト等が載っています。
前ページから続くチーフマネージャーの話では、芸能の内容をよく理解しているとの事です。
小学生の頃から、モデルやＣＭの仕事をしていたからでしょう。
仕事とプライベートのオン・オフがハッキリしているので、性格はアイドル向きだったと思います。

それだけに、アイドル歌手としては伸び悩み、グラビアアイドルに転身するまでは、
思い悩んだと思いますが、（現場）マネージャーが言う通り、さっぱりとしていて、
意思の強い性格なので、上手くグラビアアイドルに転身出来たのでしょう。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、４３〜４４ページ目です。
爽やかなハミガキのカットも含めて、ピンク色の可愛いパジャマを着ていますが、
３９のインタビューで、寝る時はＴシャツかトレーナーと言っているので、撮影用でしょう。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、４５〜４６ページ目です。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、４７ページ目です。
バストが、既に成長し始めている感じです。
４０のインタビューで、「バストが、時折、７５ｃｍになったり、
７９ｃｍになったりするんですよ。」と言っているので、調子が良かった時かも知れません。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、４８ページ目です。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、４９ページ目です。
４５で、バストが大きく見えたのは、撮影角度や、フレーム割りの違いからだったようです。
この全身カットでは、まだ普通のバストという感じです。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、３４ページ目です。
ザ・ぼんちとの対談が、４ページに渡って載っています。
堀越の中学校は厳しかったそうです。４０で、堀越高校に行くのも決めていないと
言っているのは、高校も厳しいと思っていたからでしょう。
３学年合わせて６０人しかいないのも、その厳しさから
生徒が集まらなかったからかも知れません。調べたら、８７年に中学校を廃校していました。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、３５ページ目（対談の２ページ目）です。
「好きな人が出来たら、１６歳でも仕事をやめて結婚します。」
ウィキに、「デビュー前に交際していた１４歳の山崎圭一が亡くなって、
それ以来、後悔する恋をするのはやめようと思った。」と書いてあります。
恋をしても後悔しないような相手とは、なかなかめぐり逢わなかったのでしょう。

中学生で「未亡人」というあだ名が付いていた武田久美子は、
精神的には、マッチより大人でした。キスシーンでは、マッチの方が先に目を瞑りました。
キスシーンについてのコメントも一言「仕事ですから。」大人です。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、３６ページ目（対談の３ページ目）です。
「他人を笑わせようと思ってやることって、あまり、おかしくないんです。」
「なんか、マジメなこと言ってるのを見ると、おかしくなっちゃう。」
武田久美子は、お笑いの極意の事を言っているのですが、
ザ・ぼんちには伝わっていません。固定観念の漫才しか出来なかったから、
漫才ブームが去ると同時に、人気が無くなりました。

「普通の中学生より、１０歳ぐらい上を生きているような感じ。」
周りが大人ばかりだと、大人の考え方になるのでしょう。特に芸能界に関しては。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、３７ページ目（対談の４ページ目）です。
７０年代は、中３トリオ人気もあってか、１４歳前後でデビューするアイドルも沢山いましたが、
８０年代になってから少なくなりました。
労働基準法の改正により、夜８時以降は中学生のテレビ出演が出来なくなったためでしょう。
（７０年代は、小学生がダメで、フィンガー５の下２人が出演できなかったと記憶しています。）

芸能活動していても、周りのアイドルは年上ばかりなので、
ここに書いてある気持ちになったのかも知れません。
この後レコードデビューした時は、岩井小百合が同い年でレコードデビューしました。

ＢＯＭＢの８２年１１月号の、３８〜３９ページ目（最後）です。
東大生が選ぶアイドル・コンテストって、別に芸能界に入れる保証は無かったんでしょう。
この直筆の文章を読めば分かります。第二回優勝の武田久美子が、映画「ハイティーン・ブギ」
のヒロインに選ばれ、歌手デビューもしたので、一気に有名になったと思います。
その歌手デビューについて、「歌がヘタだから、ちょっぴり不安なんですけど。」
と正直に告白していますが、その不安が的中しました。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、５０ページ目です。
８３年８月１２日で１５歳になったばかり（写真集は、８３年１０月１５日発行と
　なっているので、実際の発売は、その１か月ぐらい前）の久美子が、
「１５歳はとっても微妙」と言っている、顔のアップです。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、５１ページ目です。
５０ページ目は笑顔でしたが、こちらは口を閉じていて、
ツンとした感じがする微笑です。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、５２ページ目です。
上のカットは、クリッとした瞳が印章的で、好きなカットです。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、５３〜５４ページ目です。
ポニーテールにしていた頃と、ショートカットのこの頃に印象が違うので、
過去の写真を見て、文章のように思ったのでしょう。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、５５〜５６ページ目です。
爽やかな朝。って感じの久美子を、ロングで撮ったカットです。

２０００年４月２５日発行の、２０世紀アイドルスター大全集・８０年代編から、
武田久美子のページの右上です。
前スレのスレ画と、同じカットが使われています。
こちらは、その後の出演作を書いたプロフィールが載っています。

２０世紀アイドルスター大全集・８０年代編から、武田久美子のページの右下です。
近代映画社の発行なので、「近代映画」に載っていたカット集でしょう。
デビュー当時の初々しい武田久美子の表情を、楽しめます。
このカットは、ポニーテールにしていた頃です。

写し方のためか、後の深田恭子に似ている感じがします。
深田恭子も、若くして（中学３年）デビューし、清純派で人気になりましたが、
その後、大きなバストを武器にグラビアでも活躍した点で、武田久美子と似ています。

２０世紀アイドルスター大全集・８０年代編から、武田久美子のページの左上です。
１ページ使った扱いは、同じ８２年組の原田知世と同じで、
正統派アイドルとしての期待度の高さが、判ります。
武田久美子の歌手デビューは８３年ですが、映画デビューが８２年なので、
８２年組になっています。（歌手デビューもドラマデビューも８２年の原田知世が、
８３年に分類されているのは不思議です。）

２０世紀アイドルスター大全集・８０年代編から、武田久美子のページの上の左から２番目です。
６０とこのカットは、ツインテールにしていた頃の久美子です。
８３年夏にショートにするまでは、ポニーテールにする事が多かったですが、
８２年秋に、一時期ツインテールにしていました。

２０世紀アイドルスター大全集・８０年代編から、武田久美子のページの左下です。
８２年組は、ローラースケート姿のアイドルが多かったですが、久美子もその一人です。
この頃、ローラースケートが流行っていたのでしょう。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、５７ページ目です。
髪型のためか、モノクロで見ると、薬師丸ひろ子を可愛く、綺麗にした表情に見えます。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、５８ページ目です。
ロングインタビューが、８ページに渡って載っています。
８月１２日に１５歳の誕生日を迎えたばかりとの事なので、
８３年秋頃発売で、撮影やインタビューは夏後半だったのでしょう。

「割に好き嫌いのハッキリした子だったみたいです。」
この性格が、ぶりっ子アイドルではなく、武田久美子独自の世界を創り、
後のグラビアアイドルや、セレブマダムにもなった秘訣かも知れません。

幼稚園に入る頃、麻丘めぐみやアグネス・チャンや天地真理の歌で、歌が好きになった。
やっぱり早熟だなと思いました。彼女達の前にはアイドル歌手がいなかったので、
小学校高学年の頃の私も、彼女達の歌からアイドル好きが始まりました。
私が幼稚園や小学校低学年の頃は、子供が聴けるような歌謡曲はありませんでした。

芸能界入りが決まってから堀越に転校するアイドルが普通なのに、
芸能界に入りたいという希望があるだけで、堀越（しかも中学）に入学するとは、
意志の強い武田久美子らしい選択です。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、５９ページ目です。
久美子という名前を、「平凡ですね。まさに平凡。」と言っています。
一般人にとっては確かにそうですが、芸能界では、秋吉久美子（ユニーク発言する大女優）・
大場久美子（歌手廃業宣言）・相本久美子（アイドルより司会で有名）・
後藤久美子（美少女ブームの火付け役）と、ユニークなタイプが多いです。

その中でも武田久美子は、アイドル歌手→グラビアアイドル→セレブマダムと、
ユニークな遍歴を辿っています。
どこでも眠れるのは、忙しいアイドルにとって役立つ特技ですが、
さすがに、冷房のかけすぎでは、鳥肌が立ったそうです。
当時のエアコンでは、自動運転は無かったと思います。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、６０ページ目です。
睡眠時間は、１時間ぐらいがベストで、３時間も寝ちゃうと起きても眠くて仕方ない。
と言っています。ナポレオンでも、３時間は寝ていたので、異常体質でしょうか。
それとも、１０代前半には、それぐらいしか寝なくも平気な子が、意外にいるのでしょうか。

いずれにしても、忙しい人気アイドルには、強力な武器になる体質なので、
大手芸能プロに移籍して、歌のレッスンの特訓を受け、久美子の声質に合う歌を提供して
もらえれば、人気アイドル歌手の仲間入りが出来たかも知れません。
８３年は、人気アイドル歌手不作の年だったので、その可能性は、大いにありました。
（久美子が、ホリプロに移籍したのは、グラビアアイドルに転身した８７年からでした。）

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、６１ページ目です。
インタビュアーも言っていますが、小学校６年でお化粧を卒業するとは、やはり早熟です。
バレエ・お化粧・洋服。子供の頃から、美しいものへの憧れが強い武田久美子。
その後、女性の美を追求する仕事への姿勢に、一貫した意志が感じられます。

１９８５年１０月１日発売の、アイドル４０年からのカットです。
こちらも、５８〜６２と同様、近代映画社の発行です。さすがに、４０年分のアイドルを
載せているので、一人あたりに当てる紙面は少なく、４分の１ページです。
それでも、石川秀美と同じ大きさの扱いなので、正統派アイドルとしての期待度は高いです。
まだ、グラビアアイドル転身前の発行なので、純粋に正統派アイドルとしての評価です。

９６年８月１０日発売の、８０年代アイドル黄金伝説から、私だけのＡ級アイドルのコーナーです。
「スワンの涙」のイジメ役がハマっている事について、書いてあります。
数年前、映画版の「花のあすか組」を見たのですが、主演のつみきみほより、
ずっと色っぽく、映画の雰囲気に合っていました。

２００２年３月２５日発売の、アイドル黄金時代大名鑑からの記事です。
記事にある「爆裂ヴォーカル」「あそこまですべてを否定したくなる歌唱法」が気になって、
物置に終いこんでいたオーディオテープを探して「シャワーホリデー」聞いてみました。
大場久美子が一番下手だった頃の「ディスコドリーム」「スプリングサンバ」に
匹敵する下手さでした。自分の絶対音感を否定されるような、大場久美子の歌唱法が甦りました。

テレビで歌うと下手でも、レコーディングする時はエコー処理等で
上手く誤魔化すのが普通ですが、誤魔化しきれないほど下手だったのでしょう。
これで、シングル５枚もリリースしたのだから、ワーナー・パイオニアの苦労が伺われます。

ちなみに、デビュー曲は２８に書いてあるように、スローテンポの「噂になってもいい」です。
このムック本は、８０年代アイドルに精通したアイドル評論家が書いているので、
滅多に間違いはないのですが、このデビュー曲の間違いは珍しいです。
「噂になってもいい」は、「シャワーホリデー」ほど音程の外れ方が目立たないので、
この路線を続ければ、正統派アイドル寿命が、もう少し伸ばせたかも知れません。

２００６年５月１０日発売の、８０年代アイドルデビュー伝説１９８０〜８２年編から、
近代映画の８２年９月号の再録です。
カラーグラビアの１ページ目ですが、再録では白黒になっています。
ポニーテールの頃は、美人系アイドルフェイスとしての武田久美子の印象が、まだ薄いです。

８０年代アイドルデビュー伝説１９８０〜８２年編から、
近代映画の８２年９月号の再録の、２ページ目です。
「顔がホッソリしてきた」とメイクの人に言われたと、書いてありますが、
まだ、武田久美子らしい美人系アイドルフェイスの輪郭になっていません。
この後、更に顔痩せして、武田久美子らしい完成されたアイドルフェイスが出来ました。
マッチは、この頃からスピード狂だったようです。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、６２ページ目です。
服装や髪型にも、凝る方でした。
小さい頃からずっと長い髪で、デビュー当時はポニーテールに凝っていた彼女が、
映画のためにバッサリとショートカットにした事に、プロ意識を感じます。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、６３ページ目です。
服が欲しいのに、持ち合わせのお金が無い時、「何とかして手に入れますネ。」
服装に凝る、武田久美子らしい一面です。
「男の子になりたいです！男はいいですよ。そう思いませんか？
　ね、思うでしょう？思わないなんて言わせないから。」
これだけ自分の主張をハッキリ言うと、読んでいる方も気持ち良くなります。

伊藤さやかや、堀ちえみと仲がいいそうです。
キョンキョンも、この二人と仲がいいと言っていました。
伊藤さやかは、サバサバしていて男らしい性格なので、仲がいいのでしょう。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、６４ページ目です。
初恋の話は、覚えていないと言っています。
ウィキに載っている、海難事故にて14歳の若さで亡くなった山崎圭一と交際は、
そっと自分の中だけに留めておこうと思っていたのでしょう。
「１８といえば、女が一番美しい年頃ですもの。」
写真集「JAST A GIRL」の頃が、一番美しい年頃って事になります。

１８歳で結婚して家庭に入ってしまえば、貝殻ビキニも誕生しません。
「うまくいけば拾いもの。ダメでもともと。」
この武田家のモットーが久美子にもあったから、貝殻ビキニが生まれたのでしょう。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、６５ページ目です。
歌より映画の方が好きと、７４で言っていますが、この時代のアイドルは
まだ歌手活動がメインだったので、歌中心のスケジュールが組まれています。
仲が良いと言っている堀ちえみは、上手く歌とドラマを両立させました。
これは山口百恵の頃からのホリプロの方針だったので、
武田久美子は、後にホリプロへ移籍したのでしょうか。

映画の撮影現場についての質問で、雰囲気の明るい・暗いを、照明の明るい・暗いと、
最初勘違いするあたり、１５歳になったばかりの少女らしさを感じて、ホッとします。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、６６ページ目です。

ＢＯＭＢの８３年５月号の、１ページ目です。
歌手デビュー後で、デビュー曲「噂になってもいい」はベスト２０位内に入ったそうなので、
ザ・ベストテンのスポットライトには出演したのでしょうか。
他局のドラマ「さよなら三角」の撮影で忙しかったようなので、無さそうですね。

スローな曲調のデビュー曲は、歌がヘタな事が、親近感を感じてくれるからいいと言っています。
「アップテンポだと、ヘタさをごまかせるんですけど。」と言っていますが、
２曲目の「シャワーホリデイ」は、アップテンポで、よりヘタさが目立っていました。
スローな曲調を続けた方が、親近感が感じられて良かったのかも知れません。

ＢＯＭＢの８３年５月号の、２ページ目です。
８３年春頃は、まだポニーテールの髪型です。
横を向いているので、「バストが、時折、７５ｃｍになったり、
７９ｃｍになったりするんですよ。」と言っていたバストが、膨らみ始めている事が判ります。
まだ中学３年になったばかり。翌年にはデカパイの仲間入りをするほど、バストも早熟でした。

ＭＯＭＯＣＯの８４年５月号から、スケジュール表です。
この頃は、顔もスケジュールも、正統派アイドルです。
所属事務所の原プランニングが倒産し、ホリプロに移籍した頃から、
グラビアアイドルへの道を、突き進んだようです。

（７８の続き）
いずれにしても映画でデビューした武田久美子は、ドラマ・映画の方に進む方が正解だったの
でしょう。しかし事務所の力が弱かったためか、主演ドラマ「さよなら三角」の後は、
なかなか主演級のいい役には恵まれませんでした。
４で書いた映画「小説・吉田学校」は、目を皿のようにして見ましたが、
やはり出演していませんでした。

ヤングルーキーの８４年１１月号から、スケジュール表です。
「ヘタだったからやめちゃった。」と言う前の、歌手活動に力を入れていた頃です。

（７８の更に続き）
ここに書いてある映画「みゆき」も、ウィキには載っていません。
宇佐美ゆかりに、若松みゆき役を奪われちゃったのでしょうか。
後にグラビアアイドルとなる武田久美子が、映画で水着になるのはいいけど、
写真で水着はもったいないと言っています。グラビアアイドルへ転進して行く時は、
本人の中で、色々な葛藤があったと思われます。

投稿写真の８４年１０月号から、素人が撮った写真のメインカットです。
アイドルの投稿写真といえば、パンチラが主流だった頃、
武田久美子も、風のイタズラで、パンチラが狙えるような形の服を着ていました。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、６７〜６８ページ目です。
ママチャリでも、カゴには花がいっぱいで、
少女らしい武田久美子の魅力が出ているカットです。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、６９ページ目です。
小さな子供との２ショットに、人なつっこさが感じられます。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、７０ページ目です。
肩車されているこの子は、５歳ぐらいでしょうか。
１０年前の自分を思い出しながら、肩車しているのかも知れません。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、７１ページ目です。
勉強も運動も好きじゃないと言っているように、
バットを持って構えている姿が、少しぎこちなく見えます。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、７２ページ目です。
運動も苦手だと本人が言っているので、ボールを打っても、
コロコロころがり、ホントの草野球になっているのでしょう。

投稿写真の８４年１０月号から、素人が撮った写真の右上です。
風のイタズラでのパンチラでは、難しいシャッターチャンスをとらえています。

投稿写真の８４年１０月号から、素人が撮った写真の右中央です。
ターンの瞬間を狙ったパンチラです。

投稿写真の８５年２月号から、素人が撮った写真のメインカットです。
風のイタズラが、ちょっと強すぎて、パンツが全開になっているカットです。

投稿写真の８５年２月号から、素人が撮った写真の右上です。
営業スマイルと分かっていながら、でも好きというファン心理です。

投稿写真の８５年２月号から、素人が撮った写真の右下です。
この年の８月で１７歳になる久美子なので、この時点ではまだ１６歳。
前年１５歳の頃から、徐々にグラビアアイドルに転身していったので、
顔も、オトナの色気が出ています。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、７３ページ〜７４ページ目です。
運動に関係ないこのカットでは、アイドルらしいポーズで決めています。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、７５ページ目です。
乗馬姿も、少しぎこちなく見えます。
早熟な武田久美子の、意外な欠点を発見っていう感じです。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、７６ページ目です。
このカットや９４の下は、乗馬が終わってホッとしている時なのかも知れません。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、７７〜７８ページ目です。
松田聖子の「白いパラソル」から２年も経っているので、流行ではないと思います。
文章からは、白いパラソルを気に入っている感じがします。

２ｎｄ写真集「TOUCH ME KUMIKO」の、７９〜８０ページ目です。
「日傘の似合う女性になりたい」と書いてあります。
白いパラソル＝白い日傘を、気にいっているというより、日傘の似合う女性になりたいそうです。

写真探偵団の８５年４月号から、素人が撮った写真です。
アイドルらしい赤の水玉の衣装から、既にバストが膨らみ始め、
デカパイになりつつある事が判ります。しかし、パンチラをテーマにしているので、
まだ正統派アイドルとして活躍していた頃です。

平凡パンチの８５年４月１日号から、素人が撮った写真です。
アイドル特集の一環として、パンチラ投稿写真を集めたコーナーからです。

熱烈投稿の８５年８月号から、素人が撮った写真の右です。
右の写真は、髪形のためか、表情が深田恭子に似て見えます。
（デビュー順から言えば、深田恭子が武田久美子に似ている事になりますが。）
深田恭子のデビュー時と同じ１６歳の時ですが、既に風格が漂っています。
この後、超デカパイとなる武田久美子は、バストでも深田恭子を凌駕しました。