２０世紀アイドルスター大全集・８０年代編の、１ページ目の中央です。
着物姿から、８４年の映画「零戦燃ゆ」のカットかな？と思いましたが、
ＤＶＤパッケージに写っている優は、もっと髪が長かったので、デビュー当時の写真でしょう。
その「零戦燃ゆ」は、バイリンギャルでスタイルもいい優の長所が、全く活かされていません。
でも、どんな時でも前向きに生きる姿勢や、困難を乗り越える強い意思は、
上手く活かされていました。

ＢＯＭＢの８２年９月号の、２９ページ目です。
優の初ＣＭは、ペンタックス（ＢＧＭで、ユーミンの「あの日に帰りたい」が流れる）で、
ＣＭ自体が白黒だと、本人が勘違いしていました。実際は、ポスターが白黒です。
ちなみに「あの日に帰りたい」は、ユーミンの初めての大ヒット曲ですが、
優はハワイに居たので、知らないはず。このＣＭで流れて、初めて知ったと思います。

当時の事務所社長の息子である、現社長の相沢正久の顔は、このページの写真で初めて知りました。
小さい写真ですが、それでも父親とはあまり似ていない感じがします。

早見優さんと女性イベント司会者の
突風パンチラ写真撮りたかった…

ＢＯＭＢの８３年４月号の、４ページ目です。
早見優の単行本が、学研ＢＯＭＢから出る事が告知されているので、
８０年代人気女性アイドルの単行本の出版社を調べてみると、
・ワニブックス
　松田聖子・河合奈保子・三原順子・伊藤つかさ・松本伊代・小泉今日子・堀ちえみ・
　三田寛子・中森明菜・岡田有希子・本田美奈子・中山美穂
と、圧倒的多数を占めます。

他には、
・学研ＢＯＭＢ
　早見優・伊藤麻衣子・菊池桃子
・集英社
　松田聖子・石川秀美
・小学館
　中森明菜
・旺文社
　荻野目洋子
・角川
　本田美奈子
・講談社
　南野陽子
となっていました。

浅香唯・工藤静香・酒井法子の頃からは、アイドル単行本が出なくなりました。

８０年代前半の週プレのグラビアが載っている文庫写真集「ギャルズ・メイト　アイドル７２
ベストコレクション」（８４年６月１５日発行）から、週プレの８３年４月３０日号の、
１ページ目です。親切に、右下に掲載号が書いてあります。

ＢＯＭＢの８２年９月号の、３１ページ目を先に載せます。
Ｑ＆Ａが、続く３０ページ目まで、２ページに渡って載っていますが、
優らしく、英語と日本語の二か国語版になっています。

よく聞いている音楽の中に、バーブラ・ストライザンドが入っています。
日本では、あまり人気がなかったバーブラですが、アメリカではトップ人気で、
私が秋葉原のレコード店で探し物をしていた８０年代、アメリカ人（多分）から、
バーブラのレコードが何処にあるか、質問されました。

テレビはほとんど見ないと言っています。これは今でもそうらしく、
芸人の名前やテレビ番組の名前を知らないで、恥をかく事が多いそうです。
新人マネージャーが優を担当する事になり、芸能界の先輩としていろいろ教えていたそうですが、
ある日、次の番組出演を新人マネージャーに聞いたところ「くりぃむナンチャラ」ですと答え、
「ナンチャラ」ではなく、ちゃんと下の番組名まで覚えるように注意したそうです。

それでも、局の駐車場に入る時、新人マネージャーが「くりぃむナンチャラ」に行きます。
と言ったので、あなたいい加減にしなさいと、切れたそうでが、
間違っていたのは優の方で、実際の番組名も「くりぃむナンチャラ」でした。

ＢＯＭＢの８２年９月号の、３０ページ目を先に載せます。
スポーツは何が得意と聞かれ、スポーツが苦手なのにスポーツ万能と書かれていた優は、
ローラースケートと水泳が好きです。と答えています。
水泳は、あの伊代ちゃんに負けるほどなので、さすがに得意とは言えず、
好きと言えばウソにはならないと考えたのでしょう。

３１ページ目で、初恋は幼稚園の頃と答えていて、それでもませていると思いますが、
その幼稚園で、ファースト・キスまで体験しています。さすが南国育ちです。

ライバルを聞かれ、みんないいお友達です。と答えています。花の８２二年組は、
みんな同世代で、仲が良かった事で有名ですが、ある番組で渡辺真知子に会った時、
７０年代は、他の歌手と口をきいてもいけないと、言われていたと、言っていました。
７０年代でも、スタ誕出身者を中心としたアイドル歌手は、仲が良かったのですが、
ニューミュージック系は、ライバル同士だったようです。

文庫写真集「ギャルズ・メイト　アイドル７２ ベストコレクション」から、
週プレの８３年４月３０日号の、２ページ目です。
他のアイドルは、いくつかの号から２カットぐらいずつ載っていますが、
優ちゃんの場合は、この号に集中しています。

文庫写真集「ギャルズ・メイト　アイドル７２ ベストコレクション」から、
週プレの８３年４月３０日号の、３〜４ページ目です。
優ちゃんなので、ビキニカットが多いかなと思ったら、
ビキニを含めて水着カットがありませんでした。

調べてみたら、週プレで水着（ビキニ）カットが載るのは、８４年６月５日号からで、
８４年６月１５日発行の、この文庫本には間に合わなかったからでしょう。
（通常、写真集の発売日は、発行日の１か月前）

↑８６の訂正：３０ページ目を先に載せます。→３０ページ目です。

ＢＯＭＢの８２年９月号の、３２ページ目です。
４コマ漫画で、春夏秋冬を載せています。

ＢＯＭＢの８２年９月号の、３３ページ目です。
サンミュージックの人気アイドルは、桜田淳子の時代から、優・ユッコ・のりピーと、
イラストや漫画が得意なアイドルが多かったです。松田聖子は？ですが。

文庫写真集「ギャルズ・メイト　アイドル７２ ベストコレクション」から、
週プレの８３年４月３０日号の、５ページ目です。

７９に書いた、ＣＳの歌謡ポップスチャンネル「音楽クエスト」は、
８月１５日（日）　ＰＭ６：００〜７：００　の放送に決まりました。
（再放送は、８月２８日（土）　ＰＭ９：００〜１０：００）

文庫写真集「ギャルズ・メイト　アイドル７２ ベストコレクション」から、
週プレの８３年４月３０日号の、７ページ目です。
なお、６ページ目は、次のスレ画にする予定です。

ＢＯＭＢの８２年９月号の、３４ページ目です。
フォーク・バンド「フォー・セインツ」のメンバーだった志賀正浩（司会者時代は、
あまり覚えていない）との短談が、４ページに渡って載っています。
ぶりっ子だった聖子と、聖子がデビューしてから「私が元祖ぶりっ子だった」と言っていた
桜田淳子を事務所の先輩に持つ早見優が、ぶりっ子とは程遠い存在なのは、興味深いです。
「ナマイキ」と「シンが強い」は、同じ性格の裏表ですね。

ＢＯＭＢの８２年９月号の、３５ページ目です。
優が最初に車を買ったのは、２２歳の時のベンツ。母から「最初だから頑丈な車にしなさい」
と言われて、ベンツに決めたと言っていましたが、１５歳の頃から、
白のベンツが好きだったようです。事務所からは、運転手付きの車で仕事場に行くから要らない。
と反対されましたが、「私がアイドルとして売れなくなったら、
運転手は付けてくれないでしょ。」と反論し、買ったそうです。

スパイに憧れていた。今でもなりたい。と言っています。
ハワイに住んでいた頃、「チャーリーズ・エンジェル」（テレビ・シリーズ）を見て、
憧れていたからでしょう。テレビ探偵団に出演した時、優が見ていたハワイと同じく、
英語版で放送していました。志賀正浩が月光仮面の話をすると、
優は「土とかになるやつ」と言っています。レインボーマンと、勘違いしていたのでしょう。
ジェネレーション・ギャップを感じます。

文庫写真集「ギャルズ・メイト　アイドル７２ ベストコレクション」から、
週プレの８３年４月３０日号の、６ページ目です。
最初は、これを次のスレ画にするつもりでしたが、優の魅力は、
このカットのアイドルスマイルよりも、澄ました表情なので、他に変えます。
なお、このカットは、９２のようにアイドルスマイルが苦手な優のわりには、
可愛く撮れていると思います。

文庫写真集「ギャルズ・メイト　アイドル７２ ベストコレクション」から、
優のページの最後に載っているコラムです。
当時のアイドルファンの心理を綴っているコラムです。７０年代のアイドルファンと比べて、
８０年代のアイドルファンは、冷めている。という話を、アイドル評論家はよく語っていましたが、
「赤いスイートピー」以降に女性ファンが増えた松田聖子を、いつも例にしていました。

８０年代アイドルで、長期政権を維持していたアイドルは、女性ファンの拡大に成功した
聖子を始め、明菜・キョンキョン・美穂・静香だけであり、女性ファンを獲得する前は、
熱狂的な男性ファンに支えられていました。７０年代で女性ファンの拡大に成功したのは、
山口百恵だけであり、８０年代の方が多くて目立ったからでしょう。
８０年代アイドルも、その多くは熱狂的な男性ファンに支えられていたと思います。

ＢＯＭＢの８２年９月号の、３６ページ目です。
「小さな日記」は、６８年１０月に発売されたので、優はお母さんのお腹の中ではなく、
３歳になる頃で、まだ熱海にいた頃です。
でも３歳じゃ、記憶にないでしょう。私も、後から知りました。

失恋した事を聞きかじっていた志賀正浩は、ハワイから日本に来る時だと思っていて、
実は優が幼稚園の頃だと知って、ビックリ。これもジェネレーション・ギャップでしょう。
デビュー当時は、若い男性歌手との付き合いはなかったですが、
後にある有名人と付き合ってたらしいです。キューティマミーを結成した頃、
伊代とちえみにその事を話すと、「優は秘密主義だからね。」と言われていました。

ＢＯＭＢの８２年９月号の、３７ページ目です。
「優ちゃんの魅力は、どことなく凡人じゃないというか、ノーマルじゃないところだね。」
と、志賀正浩は、優の魅力を見抜いています。ハワイで育つと開放的になり、
長く居るとバカになる。なんて言っていますが、優はシッカリした部分があるので、
伊代みたいなバカキャラ（あれも意識してやってると思いますが）にならずに済んだのでしょう。

この時期は、白黒のグラビアも多いので、白黒のグラビアを載せます。
ＢＯＭＢの８３年２月号の、１ページ目です。
「そのうち、スキーにも挑戦してみたい。」と書いてありますが、
運動が苦手なのにスポーツ万能と書かれていた優は、水泳大会だけではなく、
オールスター雪の祭典でも、スキーで尻もちついていました。

ＢＯＭＢの８３年２月号の、２ページ目です。
夏のカラーグラビアは、爽やかで開放的な気分を感じさせますが、
冬の白黒グラビアは、シックなファッションの優の、知的な感じをアピールしているようです。

９６で、「８０年代アイドルの多くは熱狂的な男性ファンに支えられていた。」と書きましたが、
優の場合は、爽やかで開放的な魅力が男性ファンに、知的な感じが女性ファンに受けていました。
当時は、校内暴力や不良が流行っていたので、知的な感じでは、
キョンキョンや明菜のような爆発的人気にはならなかったのでしょう。
その明菜も、同期の中では、優ちゃん（特にその顔が）好き。と言っていました。