BOMBの86年12月の、3ページ目です。
アイドル・デビューのきっかけは、70年代初頭には、南沙織、麻丘めぐみ、
アグネス・チャン等のスカウト組と、天地真理、浅田美代子(「時間ですよ」)等の
オーディション組に分かれていました。70年代中旬からは、「スター誕生」や、
「君こそスターだ」といった、テレビ公開オーディション出身が主流になりました。
80年代に入ると、スカウト組・オーディション組とも多様化します。
スカウト組では、松本伊代や菊池桃子のように、スカウトされた後、オーディションを受ける人、
オーディション組では、テレビ公開オーディションだけではなく、ホロプロ・芸映等の
事務所主催のオーディションや、セブンティーンやマガジン等の雑誌主催のオーディション等です。
更に、東宝シンデレラ・オーディションに落選した斎藤由貴をスカウトしたりする、
敗者復活パターンまで出てきます。のりピーも、ミス・ヘアコロン・オーディションに落選し、
サン・ミュージックからスカウトされた敗者復活パターンでした。