DUNKの85年8月号の、「本田美奈子まんが大劇場」の6ページ目です。
83年7月にスカウトされたので、美奈子はまだ15歳でした。
スカウトしたボンド企画は、芸能セクションとモデルセクションがありましたが、
美奈子は、少女隊のメンバーを探していたスタッフにスカウトされたので、
モデル部の人ではなく、芸能部の人の間違いだと思います。
社長の高杉敬二は、美奈子の歌に惚れ込み、グループデビューではもったいないので、
ソロデビューの方針に変更します。
この頃は、スカウトされても、歌手デビューが約束されていた訳でなく、
デビューのきっかけを掴むオーディションを受けるのが、当たり前でした。
同じボンド企画の先輩・松本伊代は、スカウトされてすぐに、田原俊彦の妹役
オーディションに合格し、順調に歌手デビューしますが、菊池桃子のように、スカウト後、
20数社のオーディションに落ち、やっと映画「パンツの穴」のマドンナ役に合格したり、
スカウト後、歌手デビューしても売れず、数々のオーディションに落ちまくり、
1年以上経った後、やっと「スケバン刑事V」の主役に抜擢された浅香唯の例もあります。