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>>1からの続きです)
さらにもう一つ「セックスと喫煙」というイメージを決定付けることになったのは一冊の本の存在がある。
それは翌年発売された高部が著者の「告白 ハンパしちゃってごめん」だ。1年間の謹慎後、
復帰に当たって出版されたこの本は、騒動についての記述もありベストセラーとなったが、
高部は意外な事実を告白する。
「この本は『私がたばこを吸って男性とセックスした』と認めるような内容なんです。
でもこの本、私は全く書いてないの(笑い)。当時はいろんな取材を山ほど受けたから、
そこで話したことに尾ヒレが付いて出版されたんだと思います」
自分が著者でありながら高部はこの本の存在を最近まで知らなかったという。
5〜6年ほど前、ひょんなことがきっかけで同書の一部を読む機会があり、
ページを開いたところ「あれ、こんなこと知らないぞ」となったのだ。
「それで1回全部読もうと思ったけど、どこにも売ってなかった。
仕方がないのでインターネットの『アマゾン』で中古で買ったんです。
自分が著者である本を自分で買った(笑い)。さすがに自分の名前を使うのは
恥ずかしいから、娘の名前で買ったの」
改めて読んでみた感想は「ホントのことは2割だな」だった。
「あとの8割は『私、こんなこと言った?』と思うくらい、知らないことがいっぱい。
この本でみんな、私がたばこを吸ってエッチしたと信じたんだと分かりました」。(
>>3以降に続きます)