筒井康隆編　「ＳＦ教室」　ポプラブックス8　初版１９７１年
この本、勿論70年代のものであるが、しかしながら内容的には６０年代のＳＦの世界を知るのにトテモ役立つので、ココに上げた。紆余曲折あってポプラ社から出る事になったそうで有る。
これは、日本ＳＦ界の巨匠・筒井康隆氏が豊田有恒氏と伊藤典夫氏とともに、小学生向きに書かれた物（当時、中学生になれば創元社のＳＦくらいは読んでいたし、早川のＳＦは社会人向けのイメージだったと思う？？）。
ＳＦの分類は他の本とそれ程変わらないが、それでも小学生相手なので、説明に苦労が感じられる。野田昌宏氏の様にＳＦは絵だ！と言い切ってしまう人も居るが、、、ＳＦは、やはり説明が難しい。
　それでも、今取って見てもトテモ良い本だったことが分かる。

中表紙

はじめに、、、、

目次　分類して説明

SF年表は70年まで

ＳＦとはなにか？　

その略語はガーンズバックが作った。

兎に角、解らないＳＦ、、、、

みんなで考えよう！ＳＦ、、、、

ＳＦの読み方

いいＳＦ？わるいＳＦ？？

なんどでも読みたくなるＳＦ!？

感性の豊かな生活とＳＦ。

ＳＦの書き方

それは、あくまで小説、アイデアは二の次！

まず第一に、何を言いたいのか。

ＳＦのテーマそれは、、

つまり、文章もちゃんと書くこと、、、プロの作家はやめたほうがいい。

世界の名作　伊藤典夫

宇宙船ビーグル号の冒険、、、

映画とは違う、小説トリフィドの日。　

フシモフ　銀河帝国の興亡

ハードＳＦの代表作！重力の使命

>>22　正＞　アシモフ

火星人ゴーホーム、、

ハイライン　夏への扉

虎よ！虎よ!

地球の長い午後

高い城の男　　第2次大戦後のドイツと日本の物語！！

アンドロメダ病原体

訂正　22と23間に抜けページあり。
　人間以上　作者のシオドア・スタージョン氏は原子力潜水艦シービュー号の作者でもある。

29からの続き　　
日本の名作　筒井康隆

小松左京　明日泥棒

妄想銀行　星新一

カナン5100年　光瀬　龍

人間そっくり　安部公房　　殆ど二人の人物の寸劇！？

まだまだ沢山の名作！！

読みやすい物、物、、、、

以上　　買って読めば、　立派なＳＦファンの一員になれる！！

日本のＳＦ作家たち！！

ショートショートの星新一
注：住所だけは、プライバシーの為、消しました。

何でもこなす、小松左京　　日本SFの育ての親、福島正実　　　宇宙詩人こと、光瀬龍

サラリーマンＳＦ、眉村卓　　　

稀代の秀才、虫プロの相談役、豊田有恒　彼はまた、現在、中国・韓国事情通としても知られる。また原子炉にも詳しい。

８マンといえば、平井和正　　　　工学博士でもある、石原藤夫

さてＳＦの翻訳家たち

そして日本ＳＦ文学界の一大巨匠！筒井康隆　彼は今日、様々な肩書きを持ってはいるが、ＳＦ作家・筒井康隆は不動だ。

漫画としてのＳＦ　　　　豊田有恒

最初、スーパーマン的ヒーロー

手塚漫画の世界

主人公に主張をもたせる、、、これからの漫画

火の鳥、、　　そして楳図かずおのアゲイン

映画にみるＳＦ

最初、　ジョルジュ・メリエス、そしてフリッツ・ラング、、、

やがて、ジョージ・パルの月世界征服、、、禁断の惑星、、、

やがて、共産国の映画登場

ゴジラ登場！！

さまざまな特撮映画！

テレビ番組のＳＦ

以上「ＳＦ教室」、抜粋して紹介しました。
終わり

ＳＦの分類、カテゴリーの中に、音楽を入れている人も居ます。
その音楽と言っても色々な物があり、環境音楽から映画音楽と幅も広い。
ルス・ガルシア作曲「ファンタスティカ」は、色々とSF物のテレビ番組などに使われています。

イージー・リスニングの世界では有名なレス・バクスター作曲「スペース・エスカペェイド」。
この当時、宇宙時代を意識した？様な曲が沢山作られました。

変わった合唱曲「Exploring the Unknown」

1962年、シアトル万博に便乗して作られたｱﾝﾋﾞｴﾝﾄ音楽「Man in Space with Sounds」

ボビー・クリスチャン・オーケストラの「Strings For A Space Age」
レス・バクスター同様のイージー・リスニング曲。

イージーリスニングの大御所、パーシー・フェイスによる幻想的でトテモ美しい曲!!
「Out of This World」　　　アルバム "Bouquet Of Love"から　　　

世界のミサイル！　月刊誌「少年」1月号付録、昭和41年から　
表紙と裏表紙

ミサイルの歴史

ミサイルはどうやって飛ばすのか？

戦術ミサイル　　野戦用ミサイル

大陸間弾道ミサイル

対空用ミサイル　　空軍のミサイル

陸海空ミサイル時代

来るべき未来戦争とミサイル
　　おわり

こういうの見て６０年代の子どもたちは
「米軍つええー」「アメリカかっけえ」
って思ってたんだろうなあ。

三島由紀夫とＵＦＯ？意外な関係！
昭和30年、夜間戦闘機隊の将校であった荒井欣一は、「日本空飛ぶ円盤研究会」を立ち上げた。翌年、三島由紀夫氏から入会したいとの電話が掛かって来た。
まもなく、入会申し込み書類を書いて送ってきたが、それは毛筆で達筆だったという。

写真は、昭和37年新潮に連載された「美しい星」の単行本。

当時の様々な三島由紀夫氏とＵＦＯ関連の記事　その一
日本空飛ぶ円盤研究会の機関誌「宇宙機」にも執筆

三島由紀夫氏とＵＦＯ関連の記事　その二

三島由紀夫氏とＵＦＯ関連の記事　その三

三島由紀夫氏とＵＦＯ関連の記事　その四

三島由紀夫夫人の瑤子さんは葉巻型のＵＦＯを目撃していた！

「サンデー毎日」の特集記事　１９９３年

おまけ
　日本空飛ぶ円盤研究会の機関誌「宇宙機」の創刊号。
これだけは、ニページのガリバン刷りの物であった。

あるスナップ写真から
大田区馬込に怪光体が落下する事件があり、その調査のための会合にて

ありし日の「日本空飛ぶ円盤研究会」代表　荒井欣一氏
当時、複座式戦闘機「屠竜」を愛機とし、将校として機上搭載レーダーをあつかっていた。
以上、荒井欣一著「ＵＦＯこそわがロマン」2000年発行から抜粋して上げました。
　　　終わり

60年代のロケットとミサイル(折込)　　アメリカの雑誌｢AviationWeek」1960年1月11日号から

>>82
いろいろあるけどそれぞれの敵や用途に特化してるのかな？
やみくもにいろんな型を作っていたのなら効率が悪いわな
と冷静に突っ込んでみる

アメリカのミサイルとか子どもころ見たときはかっこいいと思ったけど
プサヨじゃないけど大人になった今は世界は何と戦ってたんだろうと思うわ

AviationWeek」1960年1月11日号から広告を上げときます。絵はどれもRC.SWANSON氏による。

メーカー別らしいので、雑然とした内容？

このメーカーは、主に空軍用か？

海軍さん御用達？

戦略用のミサイルか？

大陸間弾道弾か宇宙ロケット？
おわり

ミサイル色々　雑誌「AviationWeek」1961年1月30日号から
モンサント社の広告

未来のミサイル

目的別ミサイルの一覧

空軍御用達か？

ホークミサイル他

世はまさにミサイル時代！　これぞ空の守り。

海軍御用達

フォード社のミサイル技術あれこれ
同じく雑誌「AviationWeek」1959年1月19日号から

陸軍用兵器システム

海軍用兵器システム

「AviationWeek」1959年2月9日号より
コンベアー社広告。　B58ハスラーとアトラスミサイル、戦略空軍力のパートナー。