其の挿絵！　児童名作シリーズ５「海底二万マイル」偕成社
この本は、挿絵がウォルト・ディズニー映画の「海底二万里」を元としており、当時　何処の図書館にもあって人気があった様だ。
挿絵は伊藤展安氏で、カラー画のみ小松崎茂氏が書いている。

スコシア号、謎の沈没　海の怪物のうわさ？？

リンカーン号、アロンナス教授一行を乗せて出帆。

怪物現る！！　砲撃開始！！

やがてリンカーン号は沈められ、アロンナス教授、ネッド、コンセイユは、そのうわさの潜水艦に助けられた、、、

ネモ船長は、彼らを試した。

リンカーン号の最後

海底の驚異

海底の探検へ

海底での葬式

鮫に襲われる！！

失われた大陸アトランティス

更に更に、深くへ

鯨と衝突

南極へ

南極大陸上陸！

蛸の襲撃

また温かい海へ、大西洋へ

その怪物は、次々と船を襲った！！

同じく

ノーチラス号の最後。ベルヌの原作では渦に飲み込まれてしまう。
以上、順不同にて

小松崎茂の挿絵　世界名作全集157　ウェルズ原作・宇宙戦争　講談社　昭和33年？まぁ50年代ですが、便乗！　この小説は、人間のパニックドラマと言っても良い作品。
　

落下してきた円筒からは、、

別の落下した円筒から大きな怪物が出てきた！

既に陸海軍は、戦闘を開始した！

レーザー光線の様な武器で攻撃してくるので、装甲も一たまりも無い！

小型なクモに似た機械

火星人の特殊な機械たち

沈黙する火星人の戦闘機械

火星人の意外な全滅

以上

大変珍しい、山川惣冶氏の空想科学物の挿絵！
　戸川幸夫著　連載科学小説「太郎の冒険」から
　これは昭和35から版をかさねて、国際情報社から出版されていた図鑑「こども科学館」全25巻中、20巻までに連載されていたもの。21巻目では、絵物語「火星旅行」を描いている。初め挿絵は、依光隆に依頼する予定だったらしい？！

あらすじ:発明科学者山本博士とその長男太郎と長女のたえ子と共に、万能潜航艇「さくら号」をはじめ、色々な乗り物に乗って海底、地底、宇宙へと様々な冒険をして行く。

原子力潜航艇さくら号で海底旅行

１話終わり

2話あやしい円盤

不思議な光

その光は増えていった

３話海底の国
　２７個の円盤に導かれて

ゼリー状の隔壁の中へ　海底都市！

海底人の不思議な乗り物　そこには山や森も有った！

４話へいわなせかい
海底の大都市へ　　空飛ぶ円盤？！それは海底人の乗り物だった。

御馳走は、すべて海の物。　　彼らの生活。

自由に動物をコントロール

５話　地底国への道
海底人の地底探検計画へ

突然の空間

モグラ自動車は溶岩へ落ちていった！

６話かいじゆうの国

溶岩から海水へ、　湿地帯の森林へ

シダやソテツの大木。外へ出た一行に、突然恐竜現る、、、

七話おそろしい　たたかい

恐竜同士の戦い　川を渡って逃げよう

　水の中からギョリュウが、、、ボートは転覆、、、たえ子はさらわれてしまった！

８話地底国のふんか

　

たえ子の目の前で翼竜と魚竜が戦い始めた

突如、火山の爆発と地響き！

９話　海から空へ
　広がる山火事

たえ子は始祖鳥に目を奪われた、、、　そこへ太郎たちが！！

地底国を脱出　　海底人たちとも別れ、さくら号は海上へ出た。

10話月のせかいへ

さくら号で今度は宇宙へ

そこは暗黒の世界　はじめての無重力

11話　無重力体験　

流星群衝突！！

月の表面

１２話ジキロメシアの人たち
宇宙船か？

送られてきた信号　其の翻訳は、、我々はジキロメシア人だ。太陽系へ訪問に来たのだ。
山本博士たちはジキロメシア星人と交流した。

彼らは、自分の星へ帰っていった。

13話あやしいひかり
日本はちょうど夏休み　アルプス登山へ

時計が一斉に止まった！

　謎の飛行物体！！

１４話ゆげの谷間
日本各地で謎の発光体　　電気が来ない！！

谷間に上る不可解なゆげ

何かおわん形の人工物か？？

15話きえたジェット機

三人の大学生が様子を見に行った。が、突然の怪光を浴びせかけられた！！

かれらの報告で航空自衛隊が出動。が、また怪光線にやられてしまった。

16話　地球大空襲
怪しい円盤大挙襲来！！日本各地、そして世界各地でも攻撃が始まった！！

太郎たちは来るまで東京へ向かった。途中　列車を襲う円盤、無残な鉄橋。

とうとう米ソは核攻撃した。しかし、全く効果が無かった！！

ジキロメシア星人に助けて貰おう！？

17話たすけをもとめて

さくら号で大気圏外から送信しよう

円盤に見つからないように　決死の飛行

18話円盤のついせき

三機の円盤に見つかってしまった！
　光る熱線がさくら号を襲う

ついにジキロメシア星と連絡がとれた！！

19話宇宙大せんそう

かれらはヒロジュウス星人だった。地球はもはや壊滅と思ったその時、
円盤が帰還しはじめた、、、

ヒロジュウス星では、ジキロメシア星人との戦いが始まっていた！！

20話ふしぎなしょうり
突然海底から不思議なバルーンが出てきて町々を消火し始めた。海底人の応援だった。

さくら号を追って月に着陸した円盤。何の動きが無い？？
調査に出かける事となった。かれらヒロジュウス星人は、みな死んでいた！

やがてどこでもヒロジュウス星人の円盤は落ちていった。
彼らはなんと地球の細菌にやられていたのだった！！
以上　終わり

空想科学絵物語「火星旅行」絵と文・山川惣冶氏　こども科学館21巻から
　これは当時、一般的に考えられていた火星への飛行計画に基づいて書いている。

ココに描かれているものは、ほとんどがアメリカのチェスリー・ボンスティール氏(CHESLEY BONESTELL)が描いた宇宙画を基にしている。

以上　
このころNASAなどの宇宙計画の想像図はチェスリー・ボンスティール画が有名で
科学雑誌にも広く使われていた。

貼り乙であります(｀Д´)ゞ

この時代の宇宙ものは「○星は地球よりも科学と文明の進んだ・・・」から始まるのがお約束だったけど
挿絵は必ずと言っていいぐらい何もない岩と砂だけの星なんだよな。
全然文明っぽくない。

当時考えられていた火星旅行　
　科学大観　第19号「原子力・宇宙旅行」昭和34年9月より
　監修は、御馴染み！原田三夫大先生！！

その表紙　火星へ向かう原子力ロケット

宇宙ステーション色々　

フォンブラウンが考案した月着陸船

燃料どうすんだよ