月刊明星の80年7月号の、2ページ目です。
「太川陽介のスナック歌謡界」で話した内容では、母親から反対されず、
どうせ落ちるのだから、気楽な気持ちでスター誕生を受けるように言われたそうです。
小学生の頃は、将来の事を何も考えていなかったので、小6の時に、先生から、
将来、何になりたいかを聞かれ、CMの大原麗子に憧れて、芸能界に入りたくなったとの事。
スタ誕にも小6の終わり頃に応募はがきを出しますが、返信があったのは、中2の初めでした。
スタ誕は、全国を回っていて、大阪大会があるまで、時間がかかったそうです。
岩崎宏美の「あざやかな場面」から、清水由貴子の「お元気ですか」に、
変更したのは、二次予選で、審査員に突然言われたからだそうです。まだ中2なので、
大人っぽい歌より、こっちの方がいいよ。と。でも突然なので、歌詞は当然うろ覚え。
周りの二次予選出場者たちが、歌詞の分からない部分を補って、歌ってくれたそうです。
スタ誕のファミリー意識は、この頃も続いていた事が、分かるエピソードです。
(次回へ、続く)